公開

今さらきけない公休の意味とは?その他の休日との違いも徹底解説!

会社を休むといっても、その休み方には公休や有給など様々な休み方がありますが、皆さんはそれぞれの違いなど理解できていますか?今回は、そんな多々ある休み方の中でも公休に視点を当て、その意味とその他の休日の違いについて説明していきます。

今さらきけない公休の意味とは?その他の休日との違いも徹底解説!

目次

  1. 公休とは?
  2. 公休について知っておきたいあれこれ
  3. 公休と他の休暇の違い
  4. 自然災害で休む場合公休になるの?
  5. 公休まとめ

公休とは?

突然ですが、皆さんは公休の意味をご存知でしょうか?広い意味で言えば、公休とは会社を欠勤することでもありますが、厳密に言えば公休とは社員ではなく会社が社員に対して設けた休日のことを言います。分かりやすい例で言うと、土日の週休2日制がこの公休にあたります。

ただ、当然企業によっては土日を公休としていない企業もありますので、実際に働く前に契約書に記載されている会社の公休を確認しておくと良いでしょう。今回は、広い意味で会社を欠勤するという公休や他の休日の違いや知っておきたい公休に関する知識を詳しくご紹介していきます。

公休について知っておきたいあれこれ

それでは、まずは公休に関して事前に知っておきたい知識について触れていきます。公休は、従業員が個々で決めるものではなく、会社が決めるものですので公休に関する知識があまりないという社員も少なくないはず。ここでは、そんな方のために知っておくと後々役に立つような公休に関する豆知識をご紹介していきます。

公休について知っておきたいあれこれ①公休の最低日数

労働基準法によると、公休の最低日数は一般企業の場合最低105日の休日が求められており、これを下回ると労働基準違反と見なされてしまいます。ですので、会社内では必ず年間の公休の日数だけでなく社員の一人一人の勤怠管理の徹底が必要となります。

ちなみに、交通機関の運転手や救急救命士及び消防士など人の命に関わる仕事をしている方の場合、例外となり、月もしくは年の労働時間をそれぞれの労働者で調整して補っています。勤めている会社がしっかりと労働基準法に則っているかどうかを確認するためにも、念のため最低日数も抑えておくと良いかもしれません。

公休について知っておきたいあれこれ②公休に出勤した際の代休の有無

ちなみに、その日が公休であってもなんらかのトラブルで出勤せざるを得ない状況に陥ってしまうことも珍しくありません。これに対して企業が何も対応をしなければ、従業員の負担が重なる一方ですので、基本的には公休に出勤した社員に対しては代休を付与してくれます。

ただし、公休の日に出勤したからといって法律上代休の付与が義務化されているわけではないので、企業によっては公休の日に社員がやむを得ない事情で会社に出勤したとしても代休などは付与しないという企業もあるので、公休日の出勤に対する代休はあくまで規則として設けている企業にのみ限定したものです。

公休と他の休暇の違い

公休に関する知識はある程度把握できましたか?しっかりと理解できましたら、次に今回のメインテーマである「公休」と有給休暇や特別休暇といったその他の会社を欠勤するという共通した意味を持ちながらも、少々違った意味合いを持つ各休暇の違いについて解説していきます。

公休と他の休暇の違い①公休と有給

まず、今回メインとしてご紹介している公休と有給休暇の違いについて説明します。公休は、社員ではなく会社が社員に対して付与した休日であり、特別これとって休みに対する給料等は発生しません。

一方、有給休暇は会社ではなく社員が休む権利を持って事前に定められた日数分まで休むことのできる休暇のことをいいます。もちろん、名前の通り休んだ日でも給料は発生するので、給料が発生するかしないかという点でも違いがあることが言えます。

また、有給休暇と公休の違いは給料の有無だけでなく、休暇の日数にもあります。公休の場合は毎年休暇が増えていくということはありませんが、有給休暇は勤務年数を積むたびに増えていきます。

公休と他の休暇の違い②公休と法定休日

続いて、公休と法定休日と呼ばれる休日の違いについて説明していきます。そもそも、皆さんは休暇と休日の違いを理解できていますか?休日とは、原則会社に出勤する義務がなく、基本的には自由に時間を過ごすことのできる「休みの日」のことをいいます。一方、休暇は主に会社などで得ることができる休日以外の休みの日のことをいいます。一見どちらもあまり違いがないようにも思えますが、意味合い的には少々異なる部分があるので混合しないように注意してください。

休日と休暇の違いを抑えたところで法定休日の意味の説明に移ります。法定休日とは、先ほどが出てきている労働基準法によって定められた休日のことをいいます。つまり、4週で4日または1週1日付与される休日がこれにあたります。

公休と他の休暇の違い③公休と特休

最後に、公休と特休の違いについて説明します。特休はあまり聞き慣れないワードかもしれませんが、法定休日とは違って法律によって定められた休みの日ではなく、その企業が自主的に制度として設けている休みのことをいいます。

最近では、良い業績を収めた社員に対して給料とは別の賃金を付与するだけなく、法定休日とはまた別の新たな休日を付与するという企業も増えてきています。この制度によって与えられた休暇のことを特休、いわゆる特別休暇と言われます。

さらに、近年老老介護などが問題となってきており、若年層による高齢者の介護への負担が増えてきています。これに対して特別休暇として介護休暇を与える企業も出てきているので、最近では特別休暇も重要視されつつあります。

自然災害で休む場合公休になるの?

普段働いている中で、大きな地震や台風による被害、災害に伴った交通機関の乱れなど様々な自然災害によって会社に行くことが困難となるケースがあります。その際、会社の方から欠勤するよう要請されることもありますが、実際に会社の方から欠勤の要請があった場合にはその日を公休もしくは給料のでる有給休暇として扱うという対応をしてくれます。

ただし、会社からの要請はないものの、自ら危険だと判断し会社を欠勤した際は残りの余っている有給休暇もしくは欠勤としてみなされます。こうした急なトラブルにも柔軟な判断を下せるよう事前に会社のトラブル時の規定等をしっかりと確認しておきましょう。

公休まとめ

ここまで、広い意味で会社を欠勤するという意味として使われる「公休」に関して説明してきましたが、公休とは何なのかだけでなく、公休に関する知っておきたい2つの知識と有給休暇や法定休日などといったその他の休暇との違いはしっかりと理解できましたか?

公休もその他の休暇も会社を欠勤するという意味では共通していますが、実際のところそれぞれの意味合いは全く別のものですので、公休や有給休暇などを間違って覚えないようにだけ注意してください。さらに細かい部分では、休日と休暇の違いや特別休暇の種類などがあるので、それぞれどのような意味を持つのかをしっかりと把握しておきましょう。

また、今勤めている企業では代休制度は設けられているのか、特別休暇を取得できる条件やその日数などに関しては企業の研究を今一度してみるのも良いかも知れません。

鈴木健太

この記事のライター

鈴木健太

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます

関連記事

KPTとは?KPTをうまく進めるためのツールやコツをご紹介!

総務・人事

KPTとは?KPTをうまく進めるためのツールやコツをご紹介!

KPTというツールを導入して振り返りをしてみませんか? KPTとは他の振り返り手法・ツールとは異なり、前向きな振り返りができる手法。 慣れないうちはうまく行かないこともあるかもしれませんが、この記事では例えも交えてうまく進めるためのコツも紹介しています。

360度評価のメリット・デメリットとは?導入手順とポイントもあわせて解説

総務・人事

360度評価のメリット・デメリットとは?導入手順とポイントもあわせて解説

360度評価といえば「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」の著者である田中修治さんが取り入れたとして有名です。この記事では「360度評価のメリット・デメリットとは?導入手順とポイントもあわせて解説」を紹介しています。

相対評価と絶対評価の違いとは?人事に求められる評価も徹底解説

総務・人事

相対評価と絶対評価の違いとは?人事に求められる評価も徹底解説

社員を評価するといっても、どう社員を評価するかは置かれている環境や会社の業種などによって相対評価を行う企業や絶対評価を行う企業など評価の仕方は様々でしょう。今回は、会社にあった評価法を理解してもらうためにそんな絶対評価と相対評価の違いについて触れていきます。

 採用もクラウドで行う時代!iRecの特徴とは?

総務・人事

採用もクラウドで行う時代!iRecの特徴とは?

「コストを抑えつつ採用力を強化したい」とお考えの採用担当者の方におすすめなのが「iRec」。 iRecは専門知識がなくても自分たちだけで採用サイトの作成から運用まで行うことができるサービスです。 多くのメリットがあるのでこの記事を読んで検討してみませんか?

マネジメントとは?意味や業務内容を徹底解説

総務・人事

マネジメントとは?意味や業務内容を徹底解説

みなさんは「マネジメントの意味は?」と聞かれてすぐに答えることはできますか? マネジメントというと、普段は何気なくやってしまっている人が多いでしょう。というわけで今回の記事ではマネジメントの意味やそのやり方について説明していきましょう。

社員の結束力アップ!チームビルディングにおすすめのゲーム20選

総務・人事

社員の結束力アップ!チームビルディングにおすすめのゲーム20選

関係性を高め、よりスキルを発揮できる環境を築くために必要なチームビルディングゲームですが、テキトーに実施すれば良いというわけではありません。今回は、チームビルディングゲームを実施する上で抑えておきたいポイントに加え、おすすめのゲームをご紹介していきます。

人事・経営者必読!障害者雇用に関する助成金制度を徹底解説

総務・人事

人事・経営者必読!障害者雇用に関する助成金制度を徹底解説

今回は障害者雇用の話です。障害者採用と聞くと「ちょっとハードル高いかな…」と思われるかもしれませんが、実は中小企業で障害者を2年雇用すると助成金120万円が貰えるのをご存知でしたか。この記事では、障害者雇用に関する助成金制度、について解説しています。

中間管理職って?知っておきたい3つの階層と具体的な仕事内容

総務・人事

中間管理職って?知っておきたい3つの階層と具体的な仕事内容

「中間管理職が活躍をしてくれない」「従業員が育たない」といった課題があるかもしれませんが、中間管理職に向いている従業員を昇格させるなどして解決できるかもしれません。 この記事では中間管理職の役割や仕事内容、育成するための方法について解説しています。

今更聞けない残業時間の上限は?規制を守らないと罰則はある?!

総務・人事

今更聞けない残業時間の上限は?規制を守らないと罰則はある?!

今回は残業時間の上限についてです。実は、36協定の特別条項であっても従業員に100時間を超える残業をさせると違法になるんです。この記事では残業時間の上限や罰則について解説しているので、ぜひ読んでみてください。経営者は要チェックです!

無期雇用派遣と正社員の違いって?無期雇用派遣ならではのメリットやデメリットをご紹介!

総務・人事

無期雇用派遣と正社員の違いって?無期雇用派遣ならではのメリットやデメリットをご紹介!

通常の派遣社員とは異なり、契約の期限を特別設けない無期雇用派遣ですが、皆さんは正社員と無期雇用派遣の違いやメリットといった特徴をご存知ですか?今回は、一般の正社員と無期雇用派遣の違い及びそれぞれのメリット、デメリットについて徹底解説していきます。

総務・人事の人気記事

人気記事ランキング

次へ
次へ