販促物とは?作成方法やそのポイントもご紹介!
毎日いたるところで目にするのですが、販促物を知っていますか?実は効果の高い販促物には、多くの人が考えに考え抜いたノウハウがぎっしり詰まっているんです!この記事では販促物の説明&作り方を効果的なノウハウと共にご紹介しています。3分で読めますので、まずはご一読を!
そもそも販促物の意味とは?
販促物の意味とは、興味のない人に情報提供できるところにあります。わかりやすい例が街頭でのティッシュ配りです。本来ならスルーされる商品やサービスの情報であっても、ティッシュと一緒なら受け取る人がいます。
ティッシュ以外にも折り込みチラシや商品説明のpop、カタログなど幅広く、他にはボールペンやクリアファイルなど様々な種類があります。
販売を促進する物=販促物は、販売をサポートするために用意するツールやグッズのことで、意図や作成方法など多岐にわたります。
販促物の種類
大きく分けると「認知タイプ」と「訴求タイプ」の2種類があり、目的が違います。
認知タイプの販促物
「お、ねだん以上。ニトリ」というキャッチコピー。聞いたことがないって人はいないはず!ニトリは安くて良い商品を売ってますよ、ということを一言で表した言葉です。
会社の宣伝や新商品の告知などに使われるのが認知のための販促物で、まず知ってもらうということが目的になります。ポスターやpopなどがこれに当てはまり、目を引くキャッチーさが必要になります。まじまじと見ないため、1~2秒で内容が伝わることが重要です。
訴求タイプの販促物
訴求タイプの販促物は、チラシやカタログなどがあり、商品の特徴や魅力などを伝えるのが目的です。このタイプの販促物は、基本的に読んでもらうことを想定に作ります。そのため商品の性能や値段を伝える前に、商品を使うベネフィットやメリットを伝える必要があります。もちろん目を引くキャッチーさも、認知タイプの販促物と同様に重要です。
販促物の作成方法
「店頭のpopくらいなら作れるけど、チラシやカタログを作る自信はない…」という方のために販促物を作る方法を3つご紹介します。
販促物の作成方法①自社に勤務しているデザイナーに委託
社内にデザイナーさんがいる場合そのデザイナーさんに頼めば、自社のコンセプトや世界観を共有しているので、少ない指示でイメージ通りの販促物に仕上げてくれます。
何回も修正依頼を頼めるところも自社で作成する魅力です。デザインを社内で行い、販促物に落とし込む作業は外部委託するという方法もあります。
販促物の作成方法②販促物作成業者に依頼
プロの制作会社に依頼するという方法もあります。メリットはクオリティー面です。専門に商売しているのでノウハウや実績に期待できます。一方、デメリットは丁寧に伝えないとイメージとかけ離れた販促物が納品される、代金・修正回数に注意しなければいけない、というところです。
販促物の作成方法③クラウドソーシングやココナラを利用
クラウドソーシングやココナラを利用すれば価格が安くてクオリティーが高い販促物を手に入れることができます。
ただその反対に価格が高くてクオリティーが低い販促物が納品されるというキケンもありますが…。とはいえ非常に多くのクリエイターさんが揃っているので、自社の風潮に合いそうな人を選ぶことができます。
販促物を作成する際のポイント
販促物を作成する際のポイントをご紹介します。
販促物を作成する際のポイント①誰に向けたものかを決める
たとえば英会話スクールのチラシを作る場合。10代の学生に向けて作ったチラシと30代の社会人に向けて作ったチラシでは訴求ポイントが違ってきます。
「外国人講師との英会話で英語の成績が!!」
「外国人講師との英会話で海外旅行が楽しくなります」
ターゲット像が明確に決まっていると、悩んでいることや考えていることが具体的にわかり、共感を誘発できる文章や写真を盛り込むことができ反応率の高い販促物を作ることができます。
販促物を作成する際のポイント②デザインは見栄えよくシンプルに
デザインは見栄えよくシンプルにしましょう。ポスターやpopなどはパッと見て終わりです。その一瞬で伝えられる情報には限りがあり、そこで爪痕を残せないと意味がないです。
なので、できれば「お、ねだん以上。ニトリ」のようなわかりやすい一言にしましょう。一言でズバッと!「トントントントン、ヒノノニトン」のように!
販促物を作成する際のポイント③目的を明確に
販促物にはそれぞれ目的があります。
たとえばチラシを見ていると「お電話ください」とか「ご来店ください」とか「資料請求してください」というセールストークが記載されていますよね。もしこれが「いい商品があります」とか「お得なプランがあります」のみの記載だと効果が半減してしまいます。ただでさえチラシの反応率は良くて0.3%なのに…。目的を明確にして、より効果的な販促物を作りましょう。
販促物を作成する際のポイント④納期を決める
納期を正確に決めましょう。夏休みの宿題のように「何とかなるでしょ」ではプロジェクトに遅れが出るからです。
納期を可視化しておくと、いつまでに何をするかの行動目標が見えてきます。こうしておくと納期が迫っているという理由で、販促物のクオリティーを妥協する、といったリスクを未然に防ぐことができます。
販促物を作成する際のポイント⑤活用場所を想定する
活用場所を想定して作成することが大切です。活用場所を想定することによって、掲載すべきメッセージや見せ方などが見えてくるからです。
たとえば携帯ショップのカタログに掲載すべきことは、商品の性能や特徴です。スマートフォンの持続時間やメモリーの容量、月々の端末にかかる請求金額などです。本来であればベネフィットやメリットを伝えてから商品紹介をしますが、それは店頭のスタッフがするので不要です。店頭のスタッフが魅力を伝えて、お客の購買意欲を駆り立てるからです。なのでカタログに求められる役目は、商品説明でOKとなるわけです。
販促物まとめ
販促物についてざっと説明してきましたがいかがでしたか。popといえばドン・キホーテが思い浮かぶのですが、そこには考え抜かれたデザインがあります。値段に二重線されて赤字で書かれたデザインには「安い!買わなくちゃ!」と思わせるノウハウが詰まっています。販促物には様々な種類があり、様々な技法が存在します。なので販促物の意味をしっかり捉えて作ってみてください。
この記事のライター
松田佳祐
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