POP広告の意味は?実際に展示する際のポイントもご紹介!
POPにはさまざまなデザインのものがありますが、それぞれ商品やサービスを宣伝するという意味を込めて作成されています。本記事では、そんなPOPの意味に加え、お店などでPOPを展示する際のポイントをいくつかご紹介していきます。
POPの意味とは?
普段スーパーや食べ物及び飲み物を提供する料理店、音楽関連の商品を売っているお店などで目にするPOPですが、皆さんは食べ物や飲み物、サービス、音楽類等のPOPを展示する意味をしっかりと理解できていますか?POPは、いわば商品やサービスの広告です。POPが展示されていなければ、お客様はその商品がどのようなものかが一目で把握することができなくなってしまいます。
また、飲み物や食べ物の場合は目に見えますが、サービス提供の場合実際に目にすることができないので、POP広告はかなり効果的と言えます。
POPは英語のなんの略?その意味は?
よく日本でも「ポップ」という言葉を聞きますが、この「POP」の意味を知っているという方は案外少ないはず。POPはもちろん英語表記ですが、「Point Of Purchase」の略語として使われております。このまま訳してしまうと、「購入の点」ですが、海外で使われている文として日本語で訳しますと、購入する意欲をより高めるという意味になります。このように、英語の本来の意味を知ることによって、POP本来の意味をも理解することに繋がるのです。
POPを活用することで得られる効果は?
「POP」を訳した際、「購入する意欲をより高める広告」となりますが、POP本来の効果は訳通りお客様の購入意欲をさらに高めることなのです。
POPがなければ、先ほども述べたようにその商品やサービスのアピールポイントを宣伝することができず、お客様の目にも止まらなくなってしますが、POPを展示することで十分にアピールポイントを宣伝することができ、売り上げのアップも期待できます。
例えば、「売り上げNO.1」というPOPであれば、お客様側からすると他の商品よりもその商品を選びたくなりますし、「女性に人気」という限定的なPOPであれば、購買者を限定した分女性の目にも止まりやすくなります。それでは、そんなPOP広告を展示する際のポイントを実際に確認してみましょう。
POPを展示する際のポイント
POPを展示する際のポイント①商品の一押しポイントを書く
POPを展示する際のポイントとして第一に挙げられるのが、商品の一押しポイントの記載についてです。商品やサービスによっては、いくつものアピールポイントがあったり、宣伝したいというポイントが多くあるものもあるでしょう。
しかし、だからといって複数のポイントを1つのPOPに埋め込んでしまえばとても見づらい POPとなってしまいます。そのため、音楽関連の商品や食品、サービス等にPOPを展示する際は商品の一押しであるポイントを絞り、そのポイントのみを目立たせるとよりインパクトのあるPOPに仕上げることができます。
POPを展示する際のポイント②POPの数は多すぎても意味がない
POPに詰め込む一押しポイントを絞り込んで作成したとしても、1つの商品にそのPOPが複数個あればPOPとしての効果が全く得られず、意味のないものとなってしまいます。というのも、複数個あるPOPの内容が同じにせよ違うにせよ、情報量が多くなってしまいますし、商品よりもPOPが目立ってしまい逆効果となってしまうのです。
どのポイントもアピールできそうなものばかりである商品であっても、特にアピールできるポイントは何かをしっかりと考え、商品そのもののインパクトをPOPで押し殺さないよう注意しながら展示しましょう。
POPを展示する際のポイント③英語を多用しすぎない
数多くあるPOPの中には、英語が混じったPOPもよく見かけますよね。英語表記を記載することによって、POPのデザインもよりおしゃれに仕上がることができますし、使いようによってはインパクトをより引き立てることができます。
しかし、そんな英語を多用してしまうと、場合によっては何を書いているのか分からなくなってしまったり、文字が多すぎて読みづらくなってしまうリスクがあります。そうならないためにも、英語を使うのであれば、商品及びサービス名や分かりやすい英語を多すぎない程度で使用すると効果的です。
POPを展示する際のポイント④色を使いすぎない
POPといえばカラフルでおしゃれであったり可愛いデザインのイメージがありますが、色を何種類も使ってしまったカラフルすぎるPOPであれば広告としての効果を十分に発揮してくれない可能性があります。色が単色であればややインパクトに欠けてしまいますが、10種類程使ってしまうと文字が大変見づらくなってしまいます。
もし、POPのデザインをカラフルでおしゃれもしくは可愛いものに仕上げたいのであれば、多くても3色ほどに仕上げると良いでしょう。また、POPの文字と背景の色が類色だとさらに見づらくなってしまうので、文字の色と周囲の色を考えるとより宣伝効果が期待できます。
POPの意味まとめ
POP広告は無いよりかはあった方が売り上げが上がる可能性もありますが、POPの意味や効果、展示する際のポイントをしっかりと把握できていなければ、広告としての効果が得られにくくなってしまうこともあります。
そんなPOPですが、飲み物や食べ物、音楽関係の商品を提供するお店だけでなく、マッサージや温泉などサービスを提供する際もPOPは必要となってきます。実際にPOPを作成する際は、英語を多用しすぎたりPOPの数を増やしすぎないなど、展示するにあたっての注意点をしっかりと確認しながら作成しましょう。
この記事のライター
鈴木健太
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