公開

SES契約ってどんな契約形態?派遣契約との違いまで徹底解説!

SES契約って何?派遣契約とどこが違うの?という疑問をお持ちではありませんか。他社で働くとかなり不安になります。そこでこの記事ではSES契約のメリット&デメリットなどをご紹介しています。3分でイメージが湧くと思うので、気軽に目を通してみてください。

SES契約ってどんな契約形態?派遣契約との違いまで徹底解説!

目次

  1. SES契約とはどんな契約?
  2. SES契約と派遣契約の違い
  3. エンジニアにとってのSES契約のメリット
  4. 発注側にとってのSES契約のメリット
  5. エンジニアにとってのSESで働くデメリット
  6. SES契約まとめ

SES契約とはどんな契約?

SES(システムエンジニアリングサービス)契約とは、アプリやシステム開発のためにエンジニアの技術力を提供するサービスのことです。

エンジニアといえば、請負契約を連想する方が多いのではないでしょうか。

たとえばWeb制作会社は、HPを作成し納品することで代金を受け取りますよね。

成果物で報酬を得るのが請負契約です。

一方、SES契約は時給労働です。仮に成果物ゼロでも働いた時間に応じて報酬を受け取ることができます。

またSES契約と派遣契約は似ていて、就業場所は派遣先の企業です。

SES契約と派遣契約の違い

SES契約と派遣契約は似ているというお話をしました。

ではSES契約と派遣契約の違いはどこにあるのでしょうか。

それは以下の2つです。

・指揮命令権

・他企業への移動の有無

SES契約と派遣契約の違い①指揮命令権

指揮命令権の所在が違います。

派遣契約だと指揮命令権がクライアントにありますが、SES契約だとクライアントにはありません。

たとえば休日や残業について、クライアントだけの意志で決めることができません。

派遣先に労務管理する権利がない、とはいえ「先方に合わせるように」という指示があるようですが。

SES契約と派遣契約の違い②他企業への移動の有無

SES契約は派遣先に常駐して、エンジニア業務を提供する働き方です。企業を移動するということはほとんどありません。

「このプロジェクトが済んだら自社に戻っていいよ」とはなりません。

一方、派遣契約はあるプロジェクト完了によって終了するケースが多いです。一般的にプロジェクト完了を目的に企業に派遣されるからです。

エンジニアにとってのSES契約のメリット

派遣と聞くと悪いイメージを思い浮かべる人も多いはず。そんな派遣に似た労働形態のSES契約。ここでは3つのメリットをご紹介したいと思います。

エンジニアにとってのSES契約のメリット①スキルアップがより可能となる

SES契約の一番のメリットはスキルアップできる、というところにあります。

プログラミングの技術力が足りていなくても、エンジニアとして勤務でき、お金を貰いながらエンジニアとしてのノウハウを身に付けることが可能です。

たとえばアプリ構築の経験や新しいプログラミング言語の習得などです。

また得意な分野を専門的に扱い実績を積み上げることで、就職活動せずとも仕事の依頼が殺到するという状況を作り出すことができます。

エンジニアにとってのSES契約のメリット②他企業の文化に触れられる

井の中の蛙大海を知らず、ということわざがあります。

会社の中にいては、そこが井戸の中なのか、海なのかがわかりません。

様々な企業文化に触れることで、自身の市場での価値を知ることができます。

たとえば、手取り30万から1億プレイヤーになった幻冬舎の箕輪厚介さんによると、市場に出て初めて自分の価値を知ったのだとか。

他企業に触れることで、自分の力不足や自分の実力を知ることができます。

また派遣契約だとプロジェクト完了やスキル不足が原因で打ち切りがありますが、SES契約は受注側の正社員という身分があり、安心して働くことができます。

エンジニアにとってのSES契約のメリット③残業が少ない

残業少なめです。というのは、SES契約だと労務管理の権限がクライアント側にないからです。

さらに成果物ではなく、労働時間に応じて報酬を払わなくてはいけないSES契約では、残業させるとコストがかかります。

なのでSES契約時は残業が少ないです。

ただし派遣先がブラック企業で、自社から「派遣先に合わせるように」と指示されないとは限りませんが。

発注側にとってのSES契約のメリット

エンジニアにとってのメリットをご紹介しましたが、発注側にもメリットがあります。ここからは発注側からみたSES契約のメリットを3つご紹介します。

発注側にとってのSES契約のメリット①人材育成の時間やコストを削減できる

IT業界は常に人手不足が続いています。

経済産業省が発表したデータによると2030年には約80万人ものエンジニアが不足するそうです。

またスマホや新しいプログラミング言語の登場などで、目まぐるしく変化しています。

そのためエンジニアを確保するのが難しく、人材育成も上手く行えない状況です。

また新しいシステムを構築するときは多くのエンジニアが必要ですが、完成後は一部のエンジニアで運営可能なため、正社員として雇用する必要がないです。

必要なときに必要なエンジニアを借りたいという発注側の事情があり、そこにSES契約の需要が伸びています。

発注側にとってのSES契約のメリット②業務をさらに効率よく進められる

派遣契約とは違い、労務管理する手間がかかりません。

労務管理に費やしていた時間を作業にあてることができるため、作業の効率化となります。

またSES契約の報酬は時間給です。仕事が終わらず残業させると、余分にコストが発生します。

そうなると時間内で作業を終わらせるために、作業手順や作業内容が見直され、仕事がより効率化されます。

発注側にとってのSES契約のメリット③参入しやすい

参入しやすいというメリットがあります。

SES契約は、エンジニアとしての経験を積んで独立したいという方に、ピッタリな仕組みです。

需要&供給が高いため、非常に多くの企業がSES事業に参入しています。 

自社で育成した優秀なエンジニアが多いほど、会社の売り上げを伸ばすことができます。

エンジニアにとってのSESで働くデメリット

エンジニアにとってのメリットと発注側のメリットをご紹介しました。

「SES契約のデメリットも知りたい!」という方のために、エンジニアがSES契約で働く場合のデメリットを2つご紹介します。

エンジニアにとってのSESで働くデメリット①疎外感を感じる

派遣先で常駐を強いられるSES契約では、派遣先はアウェーです。

ホームのほうが落ち着けます。

派遣先で上手く馴染めない、なんて人もいるくらいです。

周りはみんな仲良しだけど自分は孤独、という状況は心身がボロボロになります。

孤独な状況になるケースは稀なのかもしれませんが、とはいえ疎外感を感じやすい雇用形態です。

エンジニアにとってのSESで働くデメリット②しっかりプロジェクトに関われない

定時で帰宅できると聞くと響きはいいですが、派遣先の従業員は定時後もプロジェクトを進める場合があります。

派遣先の従業員は納期があるからです。

「残業代払えないから帰って」と言われ、次の日出勤してみたら自分の仕事が終わっていてちょっと寂しくなった、なんてことがあるかもしれません。

参加したいのに参加できない、というジレンマを持ってしまうかもしれません。

SES契約まとめ

SES契約についてのイメージは湧きましたか。

「プログラミング未経験者でどこにも採用されなかった。だけど…どうしてもエンジニアになりたい!」という方は、SES契約で働きつつ勉強するという方法がいいのかもしれません。

賛否両論の働き方ですが、エンジニアになる方法の一つであることは、間違いなさそうです。

生産性向上・働き方を変えるためのご相談なら「ビジスタント」

次へ

昨今の日本企業の課題である、生産性向上や働き方を変えるためのご相談は、大手企業を中心にこれまで70年以上サービス提供経験のある、ビジスタントまでご相談ください。

ビジスタントが選ばれる4つの理由

  1. ①大手企業向けに導入経験豊富
  2. ②経験豊富なアシスタントがサポート
  3. ③チームだから幅広い業務が対応可能
  4. ④専用システムで簡単依頼!履歴も残るからチーム内での共有も簡単
松田佳祐

この記事のライター

松田佳祐

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます

関連記事

英語で請求書を作成!使える英語表現とテンプレートまとめ

ビジネス・マナー

英語で請求書を作成!使える英語表現とテンプレートまとめ

請求書というと、日本語で表記する機会が多いでしょう。しかし、中には英語で表記しなければならないという方もいるはず。英語でなんて書けない!と思う方もいるでしょう。今回は、請求書で使える英語表現や英語で表記された請求書の雛形をご紹介します。

コロナ禍年賀状を出そう~ 年賀状の7つの魅力 ~

ビジネス・マナー

コロナ禍年賀状を出そう~ 年賀状の7つの魅力 ~

皆さん最近年賀状を書いていますか?SNSが発達した現在では一昔前に比べて年賀状を書く人は減ってしまったのではないでしょうか。コロナ禍の今こそ年賀状の魅力を再確認し、年賀状を通して人とのつながりを深めてみてはいかがでしょうか。

失敗しない年賀状の書き方~年賀状の基本ルールとマナー~

ビジネス・マナー

失敗しない年賀状の書き方~年賀状の基本ルールとマナー~

日本で生活をしていると皆さん一度は年賀状を書いたことがあるのではないでしょうか。日本人には馴染みのある年賀状ですが、正しいルールやマナーをご存じでしょうか。ここでは基本的なマナーから喪中の対応など、年賀状を書くうえで押さえておきたいポイントを紹介します。

ワークフローとは?基礎知識とおすすめのワークフローサービス15選

ビジネス・マナー

ワークフローとは?基礎知識とおすすめのワークフローサービス15選

企業によって業務の進め方というのは異なり、どの企業もより効率化を目指し業務を進めているはず。今回は、そんな業務の進め方のひとつであるワークフロー及びそれをシステムとして実現させるワークフローシステムについて詳しく説明していきます。

進捗管理とは?上手く行うためのポイントを徹底解説

ビジネス・マナー

進捗管理とは?上手く行うためのポイントを徹底解説

進捗管理が上手くできない、という方が多いのではないでしょうか? その原因はなにか、上手く管理をする方法、ツール・アプリを紹介していきます。 進捗管理に役立つツール・アプリでは、事例が紹介されているものもあるので、ご自身の会社に近いものが見つかるかも?

IT業界の職種4つとその仕事内容とは?ITエンジニアになる方法まで徹底解説

ビジネス・マナー

IT業界の職種4つとその仕事内容とは?ITエンジニアになる方法まで徹底解説

PCやインターネットを駆使して様々なものを開発しているIT業界ですが、IT業界の主な職種などいまいち理解できてないかと思われます。今回は、そんな世界でもニーズの高いIT業界の職種とその仕事内容について詳しく説明していきます。

 知っておきたい業種と職種の違いとは?それぞれの違いについて徹底解説!

ビジネス・マナー

知っておきたい業種と職種の違いとは?それぞれの違いについて徹底解説!

「業種」と「職種」の違いはご存知でしょうか? これらの違いを知っておくだけで、転職に有利になったり充実した職場を探せるかもしれません。 この記事では「業種」と「職種」の違いの解説とそれぞれの一覧を紹介していきます。

知っておきたい合併の意味と種類!合併をすることで得られるメリットとデメリットは?

ビジネス・マナー

知っておきたい合併の意味と種類!合併をすることで得られるメリットとデメリットは?

「合併」の種類やメリット・デメリットを解説していきます。 「買収」や「経営統合」と同様に企業間の関係性を深める合併ですが、基本的には「吸収合併」が行われます。 合併によって組織自体を大きくできたり、シナジー効果を発生できるので、ぜひ検討してみてください。

事前に抑えておきたい株式会社を設立する際にかかる費用とは?

ビジネス・マナー

事前に抑えておきたい株式会社を設立する際にかかる費用とは?

この記事では株式会社を設立するための費用に注目して解説していきます。 規制緩和がされ、株式会社を設立するハードルは下がりましたが、それでも数百万円が必要でなかなか厳しいと言えます。 そうした費用を節約する方法も解説していますので、ぜひご確認ください。

顧問契約とは?企業が顧問契約を結ぶメリットや注意点を解説

ビジネス・マナー

顧問契約とは?企業が顧問契約を結ぶメリットや注意点を解説

皆さんは顧問契約という言葉を聞いたことはありますか?顧問契約は、より企業を成長させるために重要となる契約でもあり、同時に自社にはない知識やスキルを得ることもできます。今回は、そんな顧問契約の基礎的な内容と契約を結ぶまでの流れについて解説していきます。

ビジネス・マナーの人気記事

人気記事ランキング

次へ
次へ