【2020年版】おすすめ翻訳ソフト5選
新型コロナがあったとしても、2020年は10年前と比較して異文化交流が増えて行くと考えられています。 コミュニケーションを取るために使える翻訳ソフトもありますが、専門用語が多い医学分野は精度が低い事が多いです。 5つの翻訳ソフトを比較してみました。
翻訳ソフトを使用するケース
昨今ますますグローバル化が進み、外国人とコミュニケーションをとることが珍しくなくなりました。
しかし、知識と経験がなければ、日本語を外国語に翻訳するのは難しく、外注するだけのお金が・・・という方におすすめの翻訳ソフトを紹介させてもらいます。
翻訳ソフトを使用するケース①海外の情報収集
私は医学系の論文をよく読むのですが、困ったことに興味ある論文にかぎって、本文が英語・・・なんてことがよくあります。
医学論文に限らず、そうした国内外で発信された情報を翻訳するために、翻訳ソフトを使用します。
詳しくはあとから解説させてもらいますが、医学分野などを除いてあまり専門的すぎない内容であれば、無料でも精度の高い翻訳ができるので便利です。
翻訳ソフトを使用するケース②海外への情報発信
新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が減少しましたが、外国人に向けて情報発信することがあると思います。
私も自営業をしているので、情報発信の大切さは身にしみています。
どんなにいい商品・サービスであっても、知ってもらわなければ、存在しないのと一緒です。
これでもか!?というくらいに情報を発信していく必要があります。
そうしたときに、いちいち外注していたら予算も時間もかかるので、翻訳ソフトが便利です。
翻訳ソフトを使用するケース③SNSを通じた交流
Facebookなどを通じて外国人と交流することがあると思いますが、そういったときにも翻訳ソフトがあるとスムーズにコミュニケーションがとれます。
翻訳ソフトの主な機能
人は「見る」「聴く」「話す」ことでコミュニケーションを取っています。
翻訳ソフトはこれらの機能を果たすことができるのでしょうか?
翻訳ソフトの主な機能①画像スキャン翻訳機能
「見る」の役割を果たします。
グーグル翻訳などに搭載されている画像スキャン翻訳機能は、その名の通り、翻訳したい文章をスキャンするだけで翻訳してくれます。
富士ゼロックスの複合機やパソコンでも紙や電子の文書を翻訳してくれますが、やはりお手軽なのは、スマホを使ったスキャン翻訳。
海外旅行先でも、標識やレストランのメニューにカメラを向けるだけで、翻訳された画面がリアルタイムで表示されるものもあります。
2020年の技術スゲェですね。
翻訳ソフトの主な機能②音声入力翻訳機能
画像スキャン機能はスゴイですが、文字でなければ翻訳できないのが難点です。
海外旅行に行って、迷ってしまったら現地の方に教えてもらわなければなりません。
そうしたときに音声入力翻訳機能が「聴く」と「話す」の役割を果たしてくれます。
瞬時に翻訳されるので、海外旅行や海外出張、日本で外国人に話しかけられた時でもスムーズに会話することができるので安心です。
グーグル翻訳でも使えますし、「ポケトーク」などの翻訳機を用意しておくのがベスト。
翻訳ソフトを利用する際に注意すべき点
翻訳ソフトといってもまだまだ万能ではなく、ソフトを使う上で知っておかなければならない注意点がいくつがあります。
翻訳ソフトを利用する際に注意すべき点①1つのソフトに頼りすぎず複数の結果を比較する
1つのソフトに頼りすぎないことが大切です。
翻訳を専門家に外注した場合、翻訳家が翻訳した文章をほかの翻訳家がチェックして精度を高めていきます。
しかし、1つの翻訳ソフトだけでは、このチェック機能が働かないため、不自然な文章になってしまいがちです。
こうしたことを防ぐために、同じ文章を複数の翻訳ソフトで翻訳して、同じような翻訳ができたら精度が高いと判断できます。
それだけでなく、自身でも分かる範囲で翻訳することで、より自然な翻訳文ができるはず。
全体を翻訳するのと比較して、一部だけなら辞書を引いても苦労なく翻訳しやすいです。
これも難しいなら、1つの翻訳ソフトで翻訳した文章を、元の文章に「再翻訳」してみてください。
これが原文に近い内容であれば、精度が高いと判断できます。
翻訳ソフトを利用する際に注意すべき点②翻訳箇所は極力短く設定
中学校や高校の授業で長文を訳すときに、なんだかよくわからない訳になったという経験があったはず。
翻訳ソフトも同じように長文では精度が落ちてしまいます。
誤訳を減らすためにも、翻訳する分をできるだけ短く、簡潔にしなければなりません。
シンプルにするほど、人もソフトも翻訳しやすくなります。
翻訳ソフトを利用する際に注意すべき点③専門用語を減らす
翻訳ソフトの多くは日常会話をメインに想定しています。
医学論文やビジネス用語には対応切れていないのが、2020年の現状です。
翻訳したい分野に特化したソフトを使う必要があるので注意が必要してください。
翻訳ソフトの比較5選
翻訳ソフトを5つ紹介し比較していきます。
無料で翻訳できるものもあるので、翻訳に興味のある方は要チェックです。
料金 | 言語数 | |
グーグル翻訳 | 完全無料 | 100以上 |
ポケトーク | 有料 | 最大75言語 |
COTOHA Translator | 有料 | 25言語 |
医療翻訳 | 一部無料 | 日・英のみ |
Zinrai Translation Service | 有料 | 日・英・中 |
翻訳ソフトの比較一覧①グーグル翻訳
文書を翻訳したいと考えている人なら一度は使ったことがあるはずです。
グーグルが無料で日常会話程度の翻訳をしてくれます。
しかも、あらかじめ言語のダウンロードをしておけば、オフライン環境でもリアルタイム翻訳ができるのはスゴイです。
5,000字までと文字数制限があるので、文章を小分けにして翻訳する必要があったり、日本語特有の言い回しや方言に対応していないのが残念ですが・・・。
翻訳ソフトの比較一覧②ポケトーク
厳密にはソフトではないですが、それならほかのソフトも端末を使っているので、紹介します。
通信機能をベースに、高度なAIを備え、コンパクトながら数十言語を双方向翻訳できるのが特徴です。
最新のポケトークSではカメラ翻訳機能が加わり、シンプルな料金体系もあって人気の翻訳機です。
海外旅行にいっても、現地の言葉でコミュニケーションがとれるがイイですね。
翻訳ソフトの比較一覧③COTOHA Translator
NTTコミュニケーションズが開発した翻訳ソフトです。
COTOHA Translatorの特徴はなんといっても、その翻訳力。
ビジネス用語や経済単語が多く出題されることで有名なTOEICで960点超えを実現しています。
翻訳速度も早いので、ビジネスで使用するならおすすめのソフトです。
翻訳ソフトの比較一覧④医療翻訳
幅広い医学分野を翻訳したいなら「医療翻訳」がおすすめです。
460万語の医療専門辞書を備えており、利用者からも高い評価を得ています。
会員登録しないと100文字までの翻訳しかできないですが、無料で使えるのは嬉しいです。
翻訳ソフトの比較一覧⑤Zinrai Translation Service
富士通が開発したソフトはプロの翻訳者レベルのTOEICで960点レベルを達成しているだけでなく、高いセキュリティ性を確保し、メール翻訳やファイル翻訳などあらゆるシステムに連携させることができます。
AI翻訳で生産性向上や能力発揮を促進できるソフトが30日間の無料トライアルを実施しています。
翻訳ソフトの比較まとめ
2020年に新型コロナウイルスが流行していても、10年前と比較して外国人とコミュニケーションをとることが増えました。
そうしたときに便利なのが翻訳ソフト。
医学などの専門用語が多い分野では精度が低いものがありますが、日常会話程度なら問題ありません。
無料・有料を問わず、5つの翻訳ソフトを比較しました。
この記事のライター
U11
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