集客できる展示会ブースのポイントはこれ!ブースを開く際の注意点もご紹介
製品を発表する展示会ですが、皆さんは普段どのようなレイアウトのブースを開いていますか?一口に展示会ブースといっても、デザインやレイアウトは企業によって違いますが、今回は集客効果が期待できるようなブースのデザイン及びレイアウトのポイントについて解説していきます。
集客するなら展示会ブースのデザインを工夫しよう!
多くの来談者が訪れる展示会のブースには、近未来的なおしゃれなブースであったり、装飾が豪華なブース、作り方や製品の並べ方が斬新なブースなど様々なデザインのブースが開かれています。そんな展示会ですが、ただ呼び込みに専念したり、製品を多く並べれば集客できるというわけではありません。顧客にとって、入りづらいデザインのブースであれば、製品を実際に見ることなく素通りされてしまいます。
そのため、ブースに来談する顧客をより増やしたいのであれば、製品や呼び込みだけでなく、ブースそのもののデザインを工夫しましょう。それでは、早速集客効果が期待できる展示会ブースを作成するポイントについてご紹介していきます。
集客できる展示会ブースのポイント4つ
集客できる展示会ブースのポイント①ワンポイントとなる展示物を用意
集客できる展示会ブースのポイントとしてまずあげられるのが、ワンポイントとなる展示物を用意することです。展示物が全て同じようなデザインであれば、見ていてすぐに飽きてしまうようなブースとなってしまいます。また、ワンポイントとなる展示物がなければ顧客の目がブースに引き付けられることなく素通りされてしまう可能性もあります。
そこで、顧客がブースの前を通る際に思わず二度見してしまうような展示物を展示すれば、集客効果もかなり期待できるものとなるはずです。ブースを開く際は是非、ワンポイントとなるような展示物を置いてみてください。
集客できる展示会ブースのポイント②照明を有効活用
ブースを作成する際、あまり重視されない照明の当て方ですが、照明の当て方でブースの雰囲気がかなり左右され、集客率もそれに伴いかなり変化していきます。照明を展示している商品に当たるのは言うまでもありませんが、企業の名前にもインパクトを与えるため照明を当てることをおすすめします。
気になる照明の当て方ですが、顧客にとって逆光となってしまっていては全く意味がありません。そのため、照明を当てる際は顧客にとって逆光とならないように当てると良いです。
集客できる展示会ブースのポイント③見栄えの良い商品配列にする
ここまで集客できる展示会のポイントとして、照明の当て方やワンポイントとなる展示物についてご紹介してきましたが、製品の並べ方も集客に大きく影響を与える要因となります。
製品はただ単に縦横に揃えて置けばいいというわけでもなく、かといって無造作に置くわけにもいきません。例えば、先ほどご紹介したワンポイントとなる展示物が他の製品にかぶって見えなくなってしまえば、ワンポイントとしての意味がなくなってしまいます。
そのため、商品を並べる際は、ワンポイントとなる展示物を目立たせ、他の製品のインパクトが薄くなりすぎないように注意しながら配列しましょう。
集客できる展示会ブースのポイント④アピールポイントは短めに
多くの企業では、自社の製品のアピールポイントなどをブースの看板等に記載すると思いますが、当然アピールポイントが長すぎては情報量が多すぎて顧客にそのポイントが伝わりにくくなってしまいます。
例えば、「これひとつで生活が一変!あなたのライフスタイルを便利に!」というキャッチコピーであれば、書き方は違えど同じ内容を2度繰り返しているようなものですので、無駄の多い文となってしまいます。しかし、「あなたの生活をより便利に!」というキャッチコピーであれば全体的にもスッキリとしており、先ほどの文よりも読みやすい文に仕上がっています。
そのため、ブースを展示会に出す際は、展示物や照明だけでなく、アピールポイントの書き方にも注意すると良いでしょう。
展示会ブースの注意点
展示会ブースの注意点①おしゃれなレイアウトを求めすぎない
展示会のブースは、絶対的におしゃれなデザインが必要というわけではありません。企業によっては、シンプルなイメージや可愛いイメージ、豪華かつ派手なイメージなどそれぞれ顧客に持たれているイメージは異なります。
そのため、顧客が持つ企業イメージが実際のブースの雰囲気と異なれば集客効果はあまり期待できません。自社はどのようなイメージをうりにしているのか、顧客が自社に持つイメージはどのようなものかを事前に把握し、自社にあった雰囲気のブースを作成することが求められるのです。
展示会ブースの注意点②展示物を置きすぎない
展示会のブースには、自社のあらゆる製品を展示しますが、製品が多ければ多いほど良いというわけではありません。確かに、製品が多くあれば顧客も退屈しないで済むようにも思えますが、度を越した量の展示物であればブースの雰囲気自体が無造作なものとなってしまうので、製品を展示する際は多すぎない程度で商品を置くと良いでしょう。
また、製品だけでなく、装飾として置く展示物も必要ですが、こちらも多すぎると自社の製品のインパクトを薄くしてしまう可能性があるので、装飾品も置きすぎないよう注意してください。
展示会ブースの注意点③作り方が雑なブースはすぐにバレる
ブースを作成する際、多少手抜きがあっても特に問題ないだろうと思う方も中にはいるはず。確かに、ブースのメインとなるものは新製品やイベント、情報などですが、ブースのレイアウトや作りもブースとして重要な要素なのです。
仮に、バレない程度で手抜きをしたとしても、企業の雑さが作り出したブースと細部まで丁寧に作られたブースは大きく異なるので、他の企業と比較されればすぐにバレてしまいます。企業の印象を汚さないためにも、ブースの細部まで丁寧に作り上げ、手抜きが一切ないブースに仕上げることをおすすめします。
展示会で英語を使用するのは大丈夫?それともNG?
展示会のブースをデザインする際、おしゃれ感を出すために英語をあえて使用する企業もありますが、簡単な英語であれば多用しない限り顧客側にとっても特に問題はありません。使いようによっては、ブースそのものをおしゃれに魅せたり、スタイリッシュなブースに仕上げることができます。
しかし、おしゃれ感を過剰に求めすぎて難しい英語を使用してしまったり、はたまた英語を多用しすぎてしまうと顧客にとって分かりづらいブースとなってしまうので、これらのケースに該当する際はNGとなります。そのため、装飾やブースの作り方だけでなく、文字までおしゃれにしたいという場合は、簡単な英語を多すぎない程度で入れると良いでしょう。
展示会ブースまとめ
ここまで、集客が期待できる展示会ブースのポイントやその注意点についていくつか解説していきましたが、集客するノウハウはしっかりと理解できましたか?ブースによっては、作り方やレイアウトがおしゃれなものであったり、豪華な装飾がされているブースなどあらゆるデザインのブースがありますが、必ずしもおしゃれなブースが集客できるというわけではありません。また、おしゃれを求めて難しい英語を多用してしまえば逆効果となってしまいます。
今後実際にブースを開く際は、おしゃれな装飾やレイアウトを求めすぎず、顧客にとって観やすいようスッキリとしたレイアウトに仕上げると良いでしょう。また、展示物だけでなく、照明など細かい部分まで工夫を施せば更に集客効果が期待できます。
この記事のライター
鈴木健太
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