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法務とは?仕事内容とやりがいを徹底解説

皆さんは、法務という仕事をご存知ですか。法律を扱う仕事なんですが、実は資格がなくても就職できるんです!この記事では、「法務とは?仕事内容とやりがいを徹底解説」について解説しています。3分で読み終わるので、まずはご一読を!

法務とは?仕事内容とやりがいを徹底解説

目次

  1. 法務とは?
  2. 法務の仕事内容
  3. 法務のやりがいとは?
  4. 法務に資格は必要?
  5. 法務の仕事内容まとめ

法務とは?

法務とは、法律に関する事務のことです。法務の仕事は多種多様で、契約書のチェックからクレームの訴訟まで様々な業務を担当しています。企業や国の組織で法律関係の業務を担っている部署が法務部です。

法律についての豊富な知識が求められ、ロジカルシンキングといわれる論理的思考力や交渉術、高いコミュニケーション能力が必要な大変な仕事です。

他の職種と比べて給料に大きな差はないですが、外資系企業においては高収入を得ることができます。というのは、特許侵害での揉め事など国を跨いだ企業同士のいざこざを解決できる優秀な人材を企業が求めているからです。とんでもない額の賠償金の交渉を行う人材には、それなりの給料が支払われています。

今日ではインターネットやSNSの普及により、トラブルへと発展するケースが少なくありません。悪ふざけでネットに投稿した画像が原因で、閉店に追い込まれる時代です。

些細な事から大きな問題に発展しかねない時代で、法務スタッフの需要は年々増えています。

法務の仕事内容

法務と聞いて、ガッキーこと新垣結衣主演のドラマ「リーガル・ハイ」をイメージするのは僕だけでしょうか。あのドラマは弁護士なのですが…。そんなイメージの法務の仕事内容についてご紹介します。

法務の仕事①契約・取引に関わる業務

ビジネスで他社との取引で必要なのが契約です。契約・取引に関わる業務は法務部にとって最も重要な仕事の内の一つです。民法や商法、借地借家法などの法律を踏まえて、契約書の作成やチェックなどを行います。

「リーガルチェック」という言葉を耳にしたことないですか。リーガルチェックとは契約書が法的に妥当であるかどうかをチェックする作業を意味する言葉なのですが、あらゆる企業との契約を日本語英語に関わらずリーガルチェックします。ちなみにリーガル・ハイの意味は脱法ドラッグです。

法務の仕事②株主総会などの運営業務

法律のルールに即して株主総会などの運営を執り行う仕事です。株主総会をはじめ、あらゆる社内運営が合法的に行われることを目的とする業務です。

会社は株主のもので、株主総会は会社の基本方針や社長の選任など重要な意思決定を行う場です。その規定は会社法に明記されています。他にも株式の発行や子会社の設立などの業務を行うには法律についての深い知識が必要です。 

法務の仕事③トラブル時の訴訟対応

特許侵害に対する損害賠償請求や商標権侵害での損害賠償請求といった問題を解決していくのも法務の仕事です。交渉の技術や裁判の知識が必要になります。

たとえば、サムスンがアップルの特許を侵害しているとして起きた、スマートフォン特許を巡る訴訟。結果は約5億3900万ドル。日本円にして約590億円です。まさしくリーガル・ハイのような訴訟ではないでしょうか。堺雅人演じる古美門研介ならもっと賠償金を取れるのでは…気になります。 

法務の仕事④法務相談

社内プロジェクトに関わっているからといって、必ずしも法律に詳しいとは限りません。そこで法務部の出番です。マーケティングが得意なプロジェクトチームに法律の知見を伝えプロジェクトで得られる成果を伸ばすことを目的とします。

法律に詳しくない社員のために法律のプロとして助言を行います。進めているプロジェクトによってはまったく異なる法律の知識が必要で、網羅的かつ専門的な法律の知識が求められ非常に大変な仕事です。 

法務の仕事⑤コンプライアンスの徹底

コンプライアンスとは法令遵守の意味です。企業の信頼が損なわれないようコンプライアンスの徹底は必要不可欠です。そのため、社内研修や相談窓口の設置などの業務を行います。また、社内ルールを明文化し、社内の秩序を保つのも法務部の仕事の一つといえるでしょう。また社内秩序を保つために、社内ルールをわかりやすく作成したりします。

法務の仕事⑥法制度調査

時代の変化に伴い法律を変えます。「昔は上手く機能していたけど、今はないほうがいい!」ということがあるからです。

たとえば今問題になっている法律は景品表示法と賭博罪と風俗営業法です。日本はこの3つの法律でeスポーツ業界に参入しずらい状況になっています。「eスポーツ?たかがゲームでしょ?」と思われるかもしれませんが、懸賞金の額に誰もが耳を疑うと思います。昔はゲーマーといえばニート。そのニートが「DOTA2」というeスポーツの世界大会で優勝できれば約32億円稼げます。

賞金が集まっているということはムーブメントが来ているということです。人が集まれば集まるほど市場価値は高くなります。アメリカのゴールドラッシュ時代を彷彿させる市場にもかかわらず、日本は法律が邪魔をして参入しずらくなっています。

法律は時代の変化に伴って変わります。そして企業は法律の変化に対応するため、法務部が法律の動向について調査して対応します。

法務の仕事➆企業活動のアクセルとブレーキ

企業活動のアクセルとブレーキを担当しています。法律を巧みに利用してプロジェクトで利益を生むためにアクセルを踏み込みます。ですがプロジェクトが法律に抵触するようなことがあれば、一気にブレーキをかけます。

たとえば他社と結んだ契約書がい方であればすぐに契約破棄します。アクセルとブレーキを使い分け、ビジネスの駆け引きを行うのも法務の仕事の内の一つです。

法務のやりがいとは?

法務のやりがいは、法律を上手く利用して利益を出すというところにあります。

たとえばトランプの大富豪というゲーム。最強カードの「2」や革命などの仕組みを上手く駆使して、友達に勝利すると楽しいですよね。大貧民から大富豪になったときの爽快感がたまらない、という感覚を味わった方も多いハズ。

トランプの大富豪に似たイメージで、法務のやりがいは法律というルールで、戦略を練って勝利をつかむことにあります。

法務に資格は必要?

企業の法務部で業務を行うのに資格は必要ではありません。ですがそもそも資格がないと面接で採用されにくいです。採用されるケースもあるようですが、法学部卒などの経歴を求められることのほうが多いのが現状です。もし経歴がないのであれば、以下の資格を取得することをおすすめします。

《法務に求められる資格一覧》
・弁護士
・司法書士
・行政書士
・弁理士
・ビジネス実務法務検定
・法科大学卒

法務の仕事内容まとめ

法律の勉強は非常に大変です。膨大な文章を暗記しなければならず、そのうえ文脈にはない判例を覚えなければならないからです。もし法学部卒などの経歴&資格を持っていなければ、法務に就職するは厳しいかもしれません。ですが、どうしても法務に就職したいという方。諦めず突き進んでください。大変かもしれませんが、諦めたらそこで試合終了なので。この記事が参考になれば幸いです。

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松田佳祐

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