採用担当必読!web面接をするための準備とおすすめツール5選
web面接を導入してみませんか? 新型コロナウイルスの影響で採用活動がストップしている企業も多いと思いますが、オフィスやネットカフェで面接を実施できます。 通常の面接と違う点もあるweb面接ですが、メリットデメリットや流れなどを紹介していきます。
web面接とは?需要はあるの?
web面接とは、スマホやパソコンからSkypeなどのツールを使って、インターネット上で行う面接のことです。
web面接では企業側も求職者側も移動もしなくて済むので、多くの求職者側からも支持されています。
そこに、新型コロナウイルスの感染拡大により需要がさらに高まっております。
流行は2021年以降も続くと考える研究者もいますので、この機会にweb面接の検討、導入をしておきたいですね。
web面接のメリットとデメリット
web面接にはどういったメリットデメリットがあるのでしょうか?
それぞれについて解説してきます。
web面接のメリット
以下の4つが主なメリットとして考えられます。
web面接のメリット①コストカット
web面接の一番のメリットと言えば、やはり移動しなくても済むこと。
交通費や宿泊費、会場費を抑えることができるので、企業側としても大きなコストカットにつながります。
web面接のメリット②有望人材を採用できる可能性が高まる
交通費の負担がなくなる求職者からみたら、採用試験を受けるハードルが下がるので、全国各地から採用希望者が集まりやすくなります。
その分だけ、有望な人材を採用できる可能性が高まります。
web面接のメリット③感染症予防
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、外出自粛が全国で要請されていますが、労働力確保のためにも採用活動をしなければなりません。
スマホやパソコンからなら、直接会っているわけではないので、感染症対策として実行できます。
web面接のメリット④判断材料が増える
求職者はスマホやパソコンからそれぞれのツールを使って面接を受けます。
この時注意してもらいたいのが、アイコンやプロフィール、求職者や室内の様子。
これらがマナーをわきまえたものかどうか、自室なら部屋の様子はどうか、もしもネットカフェのオープンスペースで受けているなら情報の取り扱い方は適切か、などなどの判断材料を増やすことができます。
web面接のデメリット
①を除けば、それほど深刻なデメリットではないのではないでしょうか?
web面接のデメリット①回線中断
インターネット回線が混雑している時間帯に面接をしたり、スマホなどのツールのトラブルによって、回線が中断されてしまうことがあります。
そういった時の対応方法をあらかじめ決めておく必要があります。
web面接のデメリット②カンペされる恐れ
企業情報などをカンペされる恐れがあります。
例えば、スマホをカメラに映らない場所に置いたり、壁に想定していた質問に関する対応をカンペすることができます。
ただし、チラ見しているとわかりやすいことが多いので、そういったマナー違反をしていないかどうかの判断材料になります。
web面接のデメリット③リズムが崩れやすい
インターネットのタイムラグによって、リズムやタイミングがずれやすいです。
例えば、求職者が挨拶し終わったと思って、挨拶し返すとまだ終わっておらず、挨拶がかぶってしまう、なんてことがあります。
挨拶に限らず、一問一答形式で面接を進める必要があります。
web面接実施のための事前準備
スムーズな流れでweb面接を実施できるように、さまざまな準備が必要です。
web面接実施のための事前準備①備品の用意
web面接で使うスマホやパソコンの他、専用ソフトを使えるようにテストを済ませる必要があります。
映像や音声の質に満足できない場合は、専用のwebカメラやヘッドセットなどのマイクも必要です。
web面接実施のための事前準備②場所の選定
web面接に適しているポイントは次の通り。
- 雑音が入らない場所
- 背景が綺麗で落ち着いている場所
- 周りの迷惑にならない場所
- 通信が安定する場所
通信の安定性以外は通常の面接と大差がないと思います。
web面接実施のための事前準備③邪魔が入らないよう手回し
スマホの通知が入ったりしないようにあらかじめ設定を変更しておきます。
またweb面接で使うアプリ、ソフト以外を終了させることで使用できるメモリを増やします。
通知が来たり、回線が不安定になると流れが切れてしまいますので、注意してください。
web面接におすすめのツール5選
web面接を実施するときに使うことができるツールを紹介していきます。
ツールは事前にインストールし、動作確認をしなければなりません。
web面接におすすめのツール①Skype
マイクロソフトが提供する無料のコミュニケーションツールです。
Skypeを利用したweb面接が多いので知名度が高く、ご存じの方もいらっしゃると思います。
スマホ・パソコン両方で利用ができ、以前から使われているので信頼性も抜群です。
MMD研究所によると、在宅勤務がきっかけで導入したITツールで1位を獲得しています。
web面接におすすめのツール②Zoom
アメリカ発のコミュニケーションツールです。
通信の安定性に定評があります。
新型コロナウイルスの影響で外出自粛が漂う中で、「オンライン飲み会」というものが流行っているのはご存知ですか?
オンライン飲み会で多用されているのがZoomです。
こちらもweb面接で利用できます。
バーチャル背景という機能も搭載されているので、自分以外を映したくないときに重宝します。
web面接におすすめのツール③グーグルハングアウト
グーグルが提供している無料のテキスト・ビデオチャットツールです。
グーグルアカウントがあればすぐに始めることができますが、スマホから実施するときはアプリのインストールが必要です。
web面接におすすめのツール④Whereby
元は「appear.in」というサービスだったビデオチャットツールです。
URLを相手に送るだけで最大4人まで無料で参加させることが可能。
有料にしなければ20分という制限が付きますが、20分経過してしまったら改めて始めることができます。
日本語に対応していませんが、シンプルなデザインなので使いこなしやすいです。
web面接におすすめのツール⑤HARUTAKA
HARUTAKAは手軽なweb面接を実現できるツールです。
場所を問わないライブ面接だけでなく、求職者への設問の設定やチャットを通じてコミュニケーションを取ることができます。
ほかの4つと違い、有料になりますが、web面接に特化したツールです。
web面接の流れ
web面接と言っても基本的な準備や流れは通常の面接とそこまで違いはありません。
しかし、スムーズな面接を行うためにも、いちど流れを確認していきましょう。
前日までに面接で使うツールを用意して動作テストを行います。
web面接では面接開始のタイミングを合わせるのにコツが必要なので、事前に求職者にどうやって開始するのか伝えておかなければなりません。
当日は適切な面接を行えるような自室やネットカフェに移動して面接が始まります。
何度も伝えることになりますが、「直接会っていないから」と理由でマナー違反をしてはいけません。
ましてや、ネットカフェのオープンスペースで面接するのもマナー違反と言えるでしょう。
面接が始まったら、求職者がカンペをしていないか目線に注意するくらいで、あとは通常の面接と同じはずです。
web面接まとめ
新型コロナウイルスの影響もあり、web面接の需要が高まっています。
収束の兆しが見えない状況なので、この機会に導入してみませんか?
通信の安定性を確保できれば、コストカットなどにつなげることができますよ。
この記事のライター
U11
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