種類別!無料のお礼状テンプレート5選
この記事ではお礼状の書き方の解説と無料のWordテンプレートを用意させてもらいました。 といっても、ビジネスの場ではかわいいお礼状は不適切なことが多いので、フォーマルなテンプレートです。 送る機会が減ってしまったお礼状だからこそ、送ると喜ばれます。
お礼状とは?
最近では送ることが少なくなってきた「お礼状」ですが、だからこそメールではなく、紙で感謝を伝えられるとうれしくなります。
親しいプレイベートな関係なら、キャラクターもののかわいいお礼状でも構いませんが、ビジネスの場でかわいいお礼状が来たら悪い印象を与えてしまいます。
そうしたことを考え、この記事では、はがきなどの紙で送るお礼状の書き方について解説していきます。
といっても、お礼状を送る機会が少なくなったので、どのようなお礼状を送ればいいのか、どういったときに送ればいいのかよくわからない方も多いでしょう。
そもそもお礼状とは、感謝を伝えるためのもので、なにかをいただいたり、実習を受け入れてくれたりしてお世話になった方に、はがきや手紙でできるだけ早く送ることが望ましいとされています。
この記事では早く送ることができように、お礼状の書き方と無料のテンプレートを用意しましたので、ご活用ください。
お礼状の種類
お礼状は感謝を伝えるさまざまなシーンで送って問題ありませんが、伝える手段である媒体にはいくつかの種類がありますので紹介させてもらいます。
お礼状の種類①お礼状の色
ビジネスシーンやかしこまったときに使うお礼状の色としては白が原則です。
とくにフォーマルな場面なら真っ白が望ましく、そうでなければクリーム色が入っていても問題ありません。
お礼状の種類②罫線幅
便箋などにはあらかじめ罫線が引かれていることがありますが、縦書きなら汎用性が高く、読み書きしやすい12mm幅のものが、ビジネスとして横書きのお礼状を送るのであれば、フォーマルな印象を伝えることができる10mm幅をおすすめしています。
お礼状の種類③柄・デザイン性
ワンポイント入っている程度なら問題ありませんが、かわいい絵柄・デザインのものをビジネスシーンで送るのは不適切とされています。
お礼状の種類④質感
和紙やコットンが使われている紙なら肌触りもよく、上品な印象を与えることができます。
お礼状にはさまざまなものがありますが、何より大切なのは相手のことを想っているかどうかです。
相手の好みを知っているなら、あえて先方の好みである「不適切なお礼状」を送っても喜ばれるでしょうし、臨機応変にお礼状を選んでみてください。
お礼状の基本的な書き方
お礼状の基本的な書き方①宛名
手紙やはがきの最初の方に書きますが、長くなるようでしたら2行に分けても構いません。
一般的にはお世話になった方や担当してくれた部署の責任者の方に向けて書きます。
なお、教育実習などの場合、担当教員だけでなく、校長先生に向けて送るとさらに丁寧に感謝を伝えることができます。
お礼状の基本的な書き方②前文
前文とは本題に入る前の一種の挨拶を指します。
基本的には「頭語」や「時候の挨拶」「安否確認の挨拶」「お礼の挨拶」から構成されています。
これらはプライベートではあまり使わない方が多いので、難しいように感じるかもしれませんが、だからこそのテンプレートの活用です。
テンプレートには頭語がすでにあらかじめ用意されていますし、場合によっては省略されることがあるので、ハードルが下がります。
お礼状の基本的な書き方③本文
なにかをもらったりセミナーの講師や実習先として受け入れてくれたことに対して感謝を伝えます。
このとき実習先での印象に残っていることなどを具体的に伝えると喜ばれます。
お礼状の基本的な書き方④結び
本文の結びとして、お礼状の目的である感謝の念を再度伝えます。
お礼状の基本的な書き方⑤日付
本文よりも2~3字程度字下げをして年月日を記します。
ビジネスの場では西暦も多用されていますが、令和を使った元号にすると、さらに丁寧な印象になります。
お礼状の基本的な書き方⑥氏名
手紙やはがきの最後に送り主である自分の氏名を記します。
といってもこれらの書き方はあくまでも参考程度。
大切なのは相手に感謝を伝えることなので、あまり気にしすぎず、読みやすいようなお礼状ならいいといえるでしょう。
縦書きと横書きの使い分け
基本的にお礼状は縦書きが望ましいとされていますが、横書きがすべて失礼に当たるかと言うとそうではありません。
親しい仲だったりちょっとしたお礼なら横書きでも問題ないとされています。
はがきでお礼状を送るときの注意
はがきでお礼状を出すとそれは略式にあたると考えられているため、目上の方にはがきでお礼状を出すことは不適切とされています。
親しい間柄ならかわいい絵柄が書かれていても問題ありませんが、「はがきで失礼します」とあるとなおいいでしょう。
無料で使えるWordのお礼状テンプレート
以上の内容を踏まえて、無料でダウンロードできるWord形式のお礼状テンプレートを用意させてもらいました。
すべて横書きなので、縦書きを希望の際は、設定を変更するなどして調整してみてください。
手書きを希望の際は、そっくりそのまま写すだけでお礼状を送ることができます。
無料で使えるWordのお礼状テンプレート①
汎用性が高く、オーソドックスなお礼状のテンプレートになります。
無料で使えるWordのお礼状テンプレート②
セミナーの講師を引き受けてくれた方に対してのお礼状テンプレートになります。
無料で使えるWordのお礼状テンプレート③
寄付金をいただくことがあるかもしれませんが、そうしたときのお礼状としてご活用ください。
無料で使えるWordのお礼状テンプレート④
自分たちの会社を設立する際の支援をしてくれた方に向けてのお礼状になります。
無料で使えるWordのお礼状テンプレート⑤
新規の契約を交わしてくれた方に対してのお礼状になります。
営業をしていると利用頻度が高く、今後も関係が続くことを考えるとお礼状を送ったほうが喜ばれます。
お礼状のテンプレートまとめ
この記事ではお礼状の書き方の解説とお礼状のテンプレートを無料でダウンロードすることができ、ビジネスシーンで活用することができます。
この記事を読んでくださる方の多くは、かわいいお礼状のテンプレートは望んでいないと考えましたので、かわいいテンプレートは用意していませんが、これを機に大切な方、お世話になった方に感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?
この記事のライター
U11
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