今すぐ使える!無料の利用規約テンプレート5選
利用規約の作成方法について記載しています。 「読むのでさえ大変なのに、イチから作成なんてできない!」という方に向けてテンプレートを用意しました。 テンプレートを活用することで利用規約の記載内容の漏れは少なくなり、簡単に作成できるようになるのでおすすめです。
利用規約とは?
利用規約を作成したことがありますか?
おそらく大半の方は作ったことがないハズ。
そもそも「利用規約」とは、サービスや施設を利用する際の申し込み手続きや注意点などが書かれた一種の契約書です。
利用者が利用規約に同意することでサービス提供側との契約が成立したとみなされます。
正直なところ、「読むのでさえ大変だしめんどくさいのに、イチから法律関係を気にして利用規約を作成するなんてムリ」と思われるのではないでしょうか?
実際、ネットにも利用規約をイチから作成する方法を解説しているサイトは少なく、専門書を買って読むのが1番詳しかったりします。
ですが安心してください。
この記事ではECサイトやアプリ、施設利用などにも応用できる利用規約を無料でダウンロードができます。
もちろん細部は各自で調整したり追加したりする必要がありますが、イチから作成するよりも楽になるのでおすすめです。
利用規約の必要性
契約書のように紙で1対1のやり取りをしない事が多いのは、処理を簡略化するため。
アプリやWEBサービスを利用するときにイチイチ契約書を作成、発行→郵送→利用者の同意→返送→確認→利用開始を利用者に伝える→契約書の保管、といった流れではコストも時間もかかりすぎます。
近所の施設など少人数が相手ならまだしも、インターネットを活用したサービスになると数万人どころか、世界中の人が相手になるので限界があります。
よって、利用規約という形で契約を結び、スムーズな利用ができるようにしています。
利用規約の作成の流れ
大まかに言うと、以下のような流れで利用規約を作成していきます。
利用規約の作成の流れ①記載内容を考える
利用規約はサービスを提供する側とされる側の契約書です。
事前に契約内容を示すことでトラブルを防いだりします。
記載内容としては、
- サービス内容(SNSやECサイトなど)の説明
- 料金プラン(有料無料)
- 支払い方法(銀行振込、クレジットなど)
- コンテンツの著作権について
- クレームや問い合わせなどの相談窓口
- トラブル解決方法
などが必要になってきます。
もちろん、業界によっても記載事項が増えたりしますので、同業他社の利用規約を参考にして記載内容を考えていきます。
利用規約の作成の流れ②利用規約にまとめる
記載内容がある程度決まってきたら、利用規約という形にまとめていきます。
しかしイチから作成することは難しいので、下記にあるようなテンプレートを活用して編集していくのが1番効率的と言えます。
利用規約の作成の流れ③同意欄を付ける
オンラインなら利用規約への「同意チェックボックス」を、紙なら同意年月日や住所、氏名といった項目を署名できる欄を用意します。
利用規約を契約書としてみなして、不要なトラブルを防ぐにはサービスを受ける側の同意が不可欠だからです。
作成した利用規約は弁護士に内容をチェックしてもらったほうが望ましいです。
利用規約の基本的な構成
利用規約にはタイトルや先ほど紹介したさまざまな項目が必要になってきますので、いくつか抜粋して紹介していきます。
利用規約の基本的な構成①頭書
その利用規約を適用する会社やサービスの名称、範囲といった情報を記載します。
利用規約の基本的な構成②利用規約の同意・変更について
利用者が慎重に判断できるように、その「利用規約に同意する」ための項目があるといいでしょう。
ポイントは未成年者の同意に対して配慮すること。
未成年者が保護者のアプリを操作して高額な料金が請求されたという話はよくありますが、そうしたときはコンテンツの購入契約を取り消して返金を求めることができると親切です。
また、サービス内容の変更やトラブル防止のために利用規約を変更したいこともあるでしょう。
そういったときには提供側の判断で利用規約を変更できることを明記しておくと便利です。
といっても、了承を得ないまま利用者が大きく損をするような変更は裁判所から無効と判断されることがあるので、注意してください。
利用規約の基本的な構成③個人情報の扱いについて
利用者の住所や氏名、連絡先といった個人情報の取り扱いに対しても配慮が必要です。
無料で使えるWordの利用規約テンプレート
無料でダウンロードできる利用規約のテンプレートを用意しました。
編集していただいて構いませんのでご安心してご利用ください。
無料で使えるWordの利用規約テンプレート①スタンダードな利用規約
スタンダードな利用規約テンプレートです。
ECサイトなどに特有の免責事項が必要だったりすると、内容を追加しなければなりませんが、施設利用などに応用できるのでおすすめです。
無料で使えるWordの利用規約テンプレート②掲示板SNS向け利用規約
掲示板や各種SNS向けの利用規約では投稿されたコンテンツの著作権に対する扱いや著作権に違反しているコンテンツの投稿禁止といったものが必要になってきます。
また課金アプリの支払い方についても考えなければなりません。
無料で使えるWordの利用規約テンプレート③EC向け利用規約
ECサイトやECアプリはあくまでも売り主と買い主を結びつけるためのプラットフォームとしての役割を果たしています。
そのため、トラブルは当事者で解決すること、商品に瑕疵があっても責任を負わないなどの特有の免責事項が必要になってくるので注意が必要です。
無料で使えるWordの利用規約テンプレート④キャンペーン応募向け利用規約
最近では珍しくなくなった「#キャンペーン」などのベースとして利用することができるテンプレートです。
無料で使えるWordの利用規約テンプレート⑤プライバシーポリシー向け利用規約
プライバシーポリシー向けの利用規約です。
プライバシーポリシーとは、利用者の個人情報を含めたプライバシーの取り扱いについて定めた文書を指します。
安心感を高めるためにも利用規約とは別に用意したほうが利用者も安心できます。
利用規約のテンプレートまとめ
利用規約についてまとめました。
個人情報や著作権の扱いなどハードルも高いので、テンプレートを活用して作成、可能なら弁護士に内容をチェックしてもらうのが望ましいです。
この記事のライター
U11
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