スキャンをするならコンビニ!コンビニ別でスキャン方法をご紹介
コンビニでスキャンをしたことありますか? 手軽さでいったらスマホでスキャンするのが1番ですが、コンビニでも1枚30円という価格で綺麗にスキャンができます。 この記事ではスマホとコンビニでのスキャンの方法やコンビニ別のスキャン方法を紹介しています。
コンビニでスキャンはできるの?
仕事をしているとたまに「その資料、PDFで送って」と頼まれることがあります。
PDFはスタイルが崩れにくく、データを圧縮保存しやすいので、多くの人が利用しているからです。
スキャナーがなくても、スマホなら写真を撮ってPDFにすることができます。
しかし、画質などを考えたらコンビニが1番。
1枚30円からと価格も安いもの魅力的。
この記事ではコンビニでPDFにする方法をメインに紹介させてもらいます。
スマホアプリでスキャンするメリット
一昔前は専用の有料ソフトがなければPDFにすることはできませんでした。
しかし、特許が切れたことからスマホアプリからでも簡単にPDFにできるように。
スマホアプリでスキャンするメリット①いつでもどこでも無料でできる手軽さ
スマホでPDFにする1番のメリットと言えば、なんといってもその「手軽さ」。
方法はいくつかありますが、いつでもどこでもPDFに変換できます。
そういった機能の多くは無料で、もはや「安い」を通り越しています。
スマホアプリでスキャンするメリット②webページをPDFに変換しやすい
実はスマホでは特別なアプリを使わずにwebページをPDFにすることができます。
Androidなら目的のwebページで「印刷ウィンドウ」を開いて「PDF形式で保存」を選びます。
iOSなら共有から「PDFを作成」を選ぶだけです。
本当にこれだけですが、詳しくは「webページをPDFにしたい!PCとスマホで保存する方法を徹底解説」の「スマホでwebページをPDFにする方法」をご確認ください。
コンビニでスキャンする方法
資料をPDFに変換するにはスマホでも十分ですが、撮ったPDFがずれていたり画質を不満に思うこともあります。
大切な紙の資料をPDFにしたいならコンビニがおすすめです。
以下では業界最大手のセブン-イレブンのほか、ローソン・ファミマのスキャン手順を紹介します。
料金はかかりますが、1枚の価格が30円から安いのでスキャナーを購入するよりはお得です。
コンビニでスキャンする方法①ローソン・ファミマ
正直に言って、コビー機の指示に従えばコピーをとるようにPDFスキャンができます。
スマホと同じくらいとはいいませんが、価格も安いし、かなりお手軽です。
スキャン手順①スキャンデータの設定
まずはコンビニのコピー機を操作して、スキャン機能を選びます。
保存するUSBメモリーを差し込み、白黒かカラーかなどを選択します。
スキャン手順②スキャンの実行
コピーをとるようにコピー機にスキャンしたい資料・写真を下向きにセットしスキャンを行います。
料金を支払うと保存ができます。
コンビニでスキャンする方法②セブンイレブン
次に、コンビニ業界最大手のセブン-イレブンのスキャン手順を紹介します。
あらかじめ「セブン-イレブンマルチコピー」というアプリをスマホにインストールしておけば、スキャンしたPDFをUSBメモリー以外にもスマホに保存できます。
ローソン・ファミマでスキャンしたデータをスマホで使いたい場合、USBメモリーからパソコン→スマホにデータを移さないとダメなので、かなりラクになります。
スキャン手順①PDFの保存先を指定
まずはコピー機のスキャン機能を選び、データの保存先をUSBメモリーかスマホか指定します。
スマホアプリをインストールしていればスムーズです。
PDFスキャンにあたり、注意事項が表示されたら確認の上同意してください。
ちなみにUSBメモリーに保存したいなら、指示されたときにセットしてください。
スキャン手順②スキャン設定
白黒かカラーか、サイズの指定、画質や解像度、スキャン濃度などを設定します。
解像度は300dpiくらいでOK。
それ以上解像度を高めても見た目はそれほど変わりません。
印刷せずにパソコンで表示させるだけなら、300dpiもあればいいでしょう。
スキャン濃度を上下させると、データが薄くなったり濃くなったりします。
普通にしたいなら真ん中くらいでOK 。
スキャン後に調整してみるのもありです。
スキャン手順③スキャンの実行
コピーをとるようにしてスキャンを行います。
スマホに保存するなら、スマホの設定から「711_MultiCopy」のWi-Fiを選び、アプリを開いて「スキャン一覧画面」をチェックします。
右下の「接続」ボタンを押すと接続番号が表示されるので、コピー機に入力します。
料金を支払うと保存ができます。
セブン-イレブンの支払いは現金以外にも電子マネーの「nanako」に対応しています。
財布を持ち歩かなくてもいいので嬉しいですね。
領収書が必要なら発行して、セブン-イレブンのスキャンは終了となります。
コンビニでのスキャンの違い
セブン-イレブンとローソン・ファミマでも基本的なスキャンの手順に変わりはありません。
しかし、ローソン・ファミマはスマホに直接データの保存や電子マネーの支払いに対応していません。
また、セブン-イレブンが富士ゼロックス製のコピー機なのに対して、ローソン・ファミマはシャープ製です。
逆に言うとこの程度しか違いはないので、最寄りのコンビニでPDFをとっても基本的には大丈夫だと思います。
コンビニスキャンでよくある質問
PDFとJPEGの違いは?
スキャンする前にデータをPDFにするかJPEGにするか確認されますが、原本を基準に選べば間違いありません。
紙資料のスキャンをとりたいならPDF
文字がにじみにくく、原本と同じように印刷ができるので、紙媒体をスキャンしたいならPDFがおすすめ。
スキャン枚数に関わらず、1つのファイルに保存されます。
写真をスキャンしたいならJPEG
写真をPDFにすると、陰影が綺麗に表現できなくなるので、その場合はJPEGでスキャンするのがおすすめ。
PDFと比較してデータ量が大きくなり、1つのデータに対して1つのファイルが作成されるのが玉にキズですが。
画質は綺麗?
先ほどもお伝えしましたが、解像度は300dpiもあれば十分です。
解像度とは画質を表す言葉で、簡単に説明すると、この値(dpi)が大きいほど細かい表現ができるようになります。
しかし300dpiを超えると多くの人がみても違いがわかりにくくなります。
パソコンやスマホで表示しようにも、画面のスペックによってはもっと画質が低下します。
そんな300dpiのPDFに普通に変換できるので、画質は綺麗と言っていいでしょう。
もしも物足りなかったり、元のデータよりも大きく印刷する場合は解像度を高めてください。
セキュリティは大丈夫?
コンビニは多くの人が利用するため、スキャンしたデータが流出してしまったりすることを恐れる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、コンビニのコピー機は操作を終えて初期画面に戻ると、自動でデータ削除されるようになっているので、そういったリスクはまずありません。
ただ、原本をコピー機に忘れてしまうと意味がないので、忘れ物がないように注意してくださいね。
コンビニのスキャンまとめ
この記事では、コンビニで資料をスキャンするときの手順について解説しました。
スマホからなら無料で、いつでもどこでもPDFにスキャンすることができますが、セブン-イレブンやローソン・ファミマでも1枚30円という価格でスキャンが可能です。
操作手順はコンビニが違っていてもほとんど同じなので、どういった資料をどのように活用するかで設定を変えてみてください。
この記事のライター
U11
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