イケてる提案書は伝わりやすい!デザインの基本と改善方法を徹底解説
見栄えの悪い提案書はそれだけで却下の対象になりかねません。 それほど、提案書のデザインは大切と言えます。 この記事では、提案書のデザインの基本と、ちょっとした方法で改善できる方法を紹介しています。 おしゃれでかっこいいデザインで採用されてみませんか?
提案書とは?
提案書とは、取引先や社内の人たちに対して、商品やサービス、企画、アイディアを提案して受け入れてもらうための資料になります。
なぜその提案が必要なのか、課題やその課題の解決方法、提案の目的などを、図表を交えながら、できるだけシンプルにまとめることが望ましいと言われています
この記事では、提案書の作成方法ではなく、「提案書のデザイン」に焦点を当てることで、今までの提案書をどうやって改善するべきか、ときにはテンプレートを使うことを勧める内容になっています。
おしゃれでかっこいい提案書を作成して、提案を採用してもらいませんか?
提案書のデザインはなぜ重要?
「見栄えの悪い提案書」をプレゼンで使っていても相手にされません。
なぜかというと、「見栄えが悪いし、どうせ中身も・・・」と思われてしまうから。
見栄えが悪い特徴には
- 誤字脱字が多い
- 用字用語があっていない
- フォントがバラバラ
- レイアウトが汚い
- カラフルすぎる
- 地味すぎる
- 画質が荒い
- ページ構成がめちゃくちゃ
などなど・・・
挙げたらキリがないですが、提案を受け入れてもらうためにも、提案書のデザインは大切と言えます。
提案書のデザインの基本と改善方法
この記事では提案書に使われることが多いパワーポイント(以下、パワポ)を中心にデザインの基本と改善方法を紹介していきます。
ワードやエクセルでも提案書に使うことがありますが、個人的にワードは文章メインの提案書向き、エクセルは印刷にコツがあったりするので、図表や箇条書きメインの提案書でなければ、向いていません。
提案書のデザインの基本と改善方法①ルールの統一、法則化
提案書で使われるフォントや見出し、色、余白などは原則統一して法則化することが望ましいです。
見た目がおしゃれでかっこいい提案書を作成したいなら、これは外せません。
見栄えが改善するだけでなく、一瞬で情報を理解しやすくなります。
さらに、提案書を法則化することで「あえて一部だけ外す」と注目させることもできます。
例えば、パワポの提案書の背景がずっと白だったのに、いきなり色がついた背景になったらどうでしょうか?
違和感として、そのページは印象に残るのではないでしょうか?
こうすることで、記載された内容や画像、図表に注目させることができます。
提案書のデザインの基本と改善方法②レイアウトの整理
提案書はキレイに整理することが基本です。
見栄えが改善するだけでなく、論理的に理解してもらいやすくなるので、ビジュアルと伝わりやすさがグッと良くなること間違いなし。
レイアウトを整理するポイントは、「端」と「中心」。
・見出しと本文の端を合わせる
・画像とテキストの中心を合わせる
といったように、それぞれの要素を意識して配置することで、提案書のバランスを改善します。
提案書のデザインの基本と改善方法③余裕のある余白
パワポやワード、エクセルに限らず、どんな提案書・書類であっても、紙いっぱいに印刷されていたら読みにくいですね。
余白を広くすることで、スッキリと見やすい提案書にできます。
ここでいう「余白」とは、提案書の上下左右のスペースを空けるだけでなく、資料全体の余白を指します。
余白および行間が狭い場合
余白も行間も狭い場合、多くの方が読みにくいと感じるのではないでしょうか?
余白が広く、行間が狭い
上の提案書と比較して、スッキリはしていますが、まだ読みにくいですね。
余白および行間が広い
余白も行間も広いことが望ましいです。
1枚に記載可能な情報が少なくなりますが、必要最低限におさえることで、シンプルな提案書を作成できます。
とくにパワポの場合、1枚のスライドには1つのメッセージだけにする「ワンスライド・ワンメッセージ」を心がけてください。
スライドに対する文章量が多くなると、パワポの場合、自動でフォントサイズを小さくしてくれますが、ほかのスライドとフォントサイズを統一してください。
難しいようであれば、スライドの文章量を減らすか、全体のフォントサイズを小さくする必要があります。
提案書のデザインの基本と改善方法④3色+文字色だけを使う
主にパワポですが、提案書に使う色は次の4つまでにしてください。
- ベースカラー
- メインカラー
- アクセントカラー
- 文字色
こうすることで適度にカラフルになるので、読みやすく、おしゃれにすることができます。
ベースカラーとは?何色を使うべき?
ベースカラーは提案書の70%を占める背景色を指します。
基本的に白でOKです。
メインカラーとは?何色を使うべき?
提案書のテーマになる色で、企業や商品、サービス、提案内容をイメージさせる色を採用します。
アクセントカラーとは?何色を使うべき?
メリハリをつけたい部分や強調したいときに使う色で、全体を引き締める効果があります。
色の組み合わせによっては、イメージが良くなったり悪くなったりするので、メインカラーと相性のいい色を使わなければなりません。
詳しくは「【2020年版】もう配色デザインには迷わない!すごい無料カラーパレットツール59個まとめ」をご覧ください。
メインカラーと相性のいい色を見つける手助けをしています。
文字色には何色を使うべき?
ベースカラーとなる背景色に白を選んだ方は文字を何色にしていますか?
まさか・・・黒になんかしていないですよね・・・。
実は真っ白な背景に真っ黒な文字ではコントラストが強く、しばらく見ていると目が疲れてしまいます。
目の負担を減らすためにも、文字色を少しグレーが入った黒にして、コントラストを弱めてみませんか?
少しの手間で読み手の負担を減らすだけでなく、無意識のうちに好印象を与えることができるハズです。
提案書のデザインに迷ったらテンプレートの活用もあり
どういったデザインにするべきか迷っているなら、テンプレートを活用することをおすすめします。
提案書をはじめとした資料作成のプロが、これまでの経験と知識を元に作成しているので、確かな品質が保証されています。
Officeソフトから探せますし、インターネットを使えば、パワポだけでなく、ワード、エクセル向けのおしゃれでかっこいいテンプレートを活用できます。
商品やサービス、提案内容のイメージに近いテンプレートを見つけてみてくださいね。
提案書ではないですが、プレサポHPの「営業資料パワポテンプレートダウンロード」ではパワポの営業資料をダウンロードできます。
どこにどういった内容の営業資料を記載するべきか明記されているので、応用して提案書も簡単に作成できます。
提案書のデザインまとめ
受ける側からしたら、「見栄えが悪い提案書」はどんなに中身が良くても、それだけで却下にされかねません。
それほど提案書のデザインは大切ですが、この記事では主にパワポで作成する提案書のデザインの基本と改善点について紹介してきました。
一番の基本は「ルールを統一し、法則化する」こと。
これだけで見た目がおしゃれでかっこいい提案書になるだけでなく、一瞬で情報を理解できるように。
レイアウトも意識して整理することで、バランスがグッと改善されます。
余白や色の使い方についても紹介しましたが、困ったらテンプレートを使うのがいいでしょう。
パワポ以外にもワードやエクセルのテンプレートが無料で利用できるものがあるので、利用しない手はありません。
この記事のライター
U11
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