しっかり感謝を伝えよう!お礼メールの書き方と例文まとめ
ビジネスシーンで感謝の気持ちを伝えたい時、便利なツールがメールです。会食や面接のお礼など直接お会いして伝えるのが一番ですが、相手の都合や時間の関係で、直接伝えられないときはぜひお礼のメールを送りましょう。お礼メールの書き方や例文を、詳しくご説明します。
お礼メールは送るべき?
直接お礼を伝えられないので、メールでのお礼は失礼ではないか心配になるかもしれません。メールは電子上の手紙ですので、お礼状を書くのと同じです。ルールさえ気を付けておけば感謝の気持ちは伝わります。便利なメールを活用しましょう。
同じ会社の同僚や上司友達などへのお礼も、メールであれば相手に余分な時間を取らせずに感謝の気持ちを伝えられます。近しい間柄であれば、「ありがとう」の一言で済んでしまいますが、特に上司や友達にとって改めてメールをもらうのはとても嬉しいはずです。
お礼メールはいつ送る?
食事や訪問のお礼など、お礼のメールはなるべく早く送ります。基本は当日のうちに送るのが理想です。 特に訪問のお礼などは、相手の記憶が残っているうちに送れば自分の印象を相手に残しておけます。
また、複数で訪問した場合には最初にメールをくれたことで、相手の自分に対する認識が上がります。何番目かになってしまうと、自分に対する認識が薄くなってしまうことは否めません。
お礼メールに書くべき項目
実際にお礼のメールを書くときに、どんなことに注意して書いたらよいのでしょう。なるべく早く送ることが一番ですが、相手に自分の謝意が、きちんと伝わらなければ、送っても意味がありません。必要な点を項目ごとにご案内していきますので、ご参考にしてください。
お礼メールに書く項目①件名
お礼のメールで件名の書き方は重要なポイントです。「本日はありがとうございました。」と書いても、相手には何のことなのかすぐにはわかりません。「会食のお礼」や「歓迎会のお礼」など、何のお礼メールなのかわかるような件名にします。
また、初めてメールを送る相手には誰が送ったメールなのか、はっきりわかる件名にして送ります。「ご面談のお礼 〇〇大学 XX学部 氏名」「懇親会のお礼 〇〇会社 氏名」のように書けば、相手が一目でわかり、メールを読み飛ばされる心配がなくなります。
お礼メールに書く項目②定型文
メールを書くときに、定型文はとても便利ですし間違った表現もありませんので、安心して使えます。しかし、定型文をそのまま送ったのでは、感謝を伝えるには物足りないものになってしまいます。文章の中に、少し手を加えて送ります。
仕事の面談であれば、これからの自分の意気込みを加えれば今後の展開に役立ちます。また、食事や訪問のお礼であれば日の会話の内容を入れたり、お店や食事に対してのコメントなどを加えることで、より気持ちが伝わり、相手に良い印象を与えることができます。
【送る相手別】お礼メールの例文
お礼メールの例文を、送る相手別にご紹介していきます。お礼の内容は様々ですので、参考にされる場合は、相手に感謝を伝えたいポイントを工夫して文章を作ってください。上司や少し改まって友達に送る例文も、ご紹介させていただきます。
お礼メールの例文①取引先との商談
取引先へのお礼のメールは、会社へ戻り次第すぐに送ります。時間が遅い場合には、相手の方が朝メールを開けたときに、見ることができる時間までに送ります。誤字・脱字は絶対にNGです。書き終わったら間違いがないか、必ず確認しましょう。
件名;お時間をいただいたお礼 〇〇会社 〇〇
〇〇会社 営業部 部長 〇〇 様
本日〇〇の件で、ご提案させていただきました、
〇〇会社の 〇〇でございます。
本日はご多忙の中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
貴社の商品開発に関して、今後の展開を詳しくご説明いただき、
心より感謝いたします。
弊社のご提案につきまして、ご不明点等御座いましたら、
お気軽にお問合せ下さい。
〇〇様にお会いできましたご縁を大切に、
今後、より一層精進する所存でございます。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
お礼メールの例文②上司への飲み会のお礼
上司からお酒や食事をご馳走してもらった時にも、お礼をするのは社会人としての常識です。当日にメールが送れる時間であれば、当日中に送ります。会社帰りなどの遅い時間であれば、翌日の朝にメールを送りましょう。当日の会話や食事についても書き加え、仕事でお返しすることも書いておきます。
件名;食事会のお礼
〇〇部長
お疲れ様です 〇〇です。
昨日は、お忙しい中お時間割いていただき、ありがとうございました。
〇〇部長から、自分が不安に思っていたことをご説明いただき。
いつも、気に留めていただいていた事を実感しました。
本当にありがとうございました。
また、ご好意に甘えて、おいしい食事やお酒までご馳走になり、
恐縮しております。
今後は部長からのアドバイスを、営業活動に活かしていく所存です。
心強いお言葉本当にありがとうございました。
〇〇(自分の氏名)
お礼メールの例文③友達・同僚へのお礼
友人や友達にお土産をもらったり、何か助けてもらった時にも、ぜひお礼のメールを送りましょう。相手はお礼など期待しているわけではありませんが、お礼のメールを受け取れば、お互いの関係がより一層深まります。一言簡単なメールでもいいのでぜひ実践してください。
おはようございます。
昨日は大量の資料作りを手伝ってもらい助かりました!
ありがとうございます。
いつも助けてもらって、本当に感謝しています。
いつか必ず恩返ししたいと思っています。
これからも変わらぬお付き合い、よろしくお願いします。
お互いに仕事頑張りましょう。
〇〇(自分の氏名)
お礼メールへ返信は必要なのか
逆に自分がお礼メールを受け取った時には、返信のメールをお返しするのが常識です。返信メールもできるだけ早く送りましょう。特に取引先や上司からのメールであれば必ず返信しましょう。ただし取引先などで、今後のお付き合いがあまり見込まれない相手には、過度な期待をさせないように内容に注意が必要です。
お礼メールまとめ
メールでお礼を送る際の注意点や例文をご紹介してきました。誤字・脱字などルールは必要ですが、気持ちを伝えることが一番の目的です。自分の気持も相手の記憶も消えないように、できるだけ早く感謝の気持ちを伝えるメールを送りましょう。
この記事のライター
naoC
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