目的別に使える!委任状テンプレート5選
委任状のテンプレートをお探しではないですか。Web上には無数のテンプレートがあって、どれがいいか迷いますよね。しかも記載すべき項目がわかりにくかったり…。この記事では委任状の記載事項を説明するとともに委任状のテンプレートを紹介しているので、まずはご一読を。
委任状とは?
住民票や納税証明書を取得するとき、手続きを行うのは本人です。
銀行でお金をおろすのも本人である必要があります。
こういった手続きは、基本的に本人しかできません。
ですが、時間を確保できないとか、入院しているなどの理由で、本人が店舗に行けないといった場合があります。
そうしたときに役立つのが委任状です。
委任状があれば、必要な手続きを代理人に行ってもらうことができます。
そうなんです。本人じゃなくても手続きをできるのが委任状。
委任状があれば、代理人が住民票や納税証明書を取得でき、銀行で各種手続きもできます。
たとえば、妻の代わりに通帳から現金を引き出すなど。
手続きの種類によっては、必要事項や委任状の形式が違います。
また役所や銀行では指定された委任状が準備されているので、事前に確認しておくのがよさそうです。
委任状はWordがいいの?それともPDF?
委任状をダウンロードするときに「Wordがいいの?Exsel?それともPDF?」と思いませんか。
基本的にはWordやExselでOKです。
WordやExselは手軽に編集できるからです。しかも簡単にPDFにすることもできます。
とはいえ、近頃はPDFも簡単に編集できるようになりましたが。
委任状の記載項目
委任状のフォーマットは法律で決まっていませんが、最低限必要な項目があります。
ちなみに委任状は委任する人が作成します。
「当たり前じゃん!」と思われるかもですが、代理人欄を代理人に書かせてしまう人がいるので要注意。
代理人は委任状によって本人と同じ権限を持つので、委任状を作成するときは、記載項目をしっかり理解して慎重に作成しましょう。
委任状の記載項目①日付
委任状を作成した日付を記載しましょう。
和暦と西暦どちらでもかまいませんが、和暦で記載しておけば間違いないです。
一般的に、真面目な書類は和暦で記載することが多いからです。
たとえば、不動産の売買に基づく登記では「令和2年6月11日売買」と登記できても
「2020年3月1日売買」とは登記できません。
なので委任した日を元号で記載しておけばOKです。
委任状の記載項目②委任者の住所、氏名
委任者の住所、氏名を記載します。
通常は自筆です。
もし不受理になってしまい、もう一度委任状を作成するのは手間なので必ず自筆で作成しましょう。
委任状の記載項目③捺印
実印、認印どちらでも大丈夫ですが、印章を使用したものが必要です。
シャチハタや電子印鑑では、委任状として扱ってもらえません。
また重要な取引であれば実印が必須です。
実印が必要そうな委任状を作成するときは、事前に確認しておくのがよさそうです。
委任状の記載項目④代理人の住所、氏名
代理人の住所と氏名を記入しましょう。
また代理人が委任状を使用して手続きを行う場合、窓口で代理人の本人確認を求められます。
代理人の免許証や保険証、パスポートなどが必要です。
委任状で頼むときは、代理人の身分証明書が必要な旨を、代理人に伝えておくと親切です。
委任状の記載項目⑤委任する内容
委任する内容を具体的に述べます。
戸籍謄本の取得、住民票の申請、納税証明書の交付申請など、委任する内容が複数ある場合は、番号を振っておきます。
委任状の記載項目⑥取得書類の目的
市役所に書類申請するときは「この書類の使用目的を教えてください」と言われる場合があります。
僕が先日役所に夫婦連名の所得証明書を貰いに行ったときの話しなのですが、「どんなことに必要な書類ですか?」と聞かれ「育児手当申請のためです」と伝えました。
取得書類の使用目的を忘れず記載しましょう。
ワードで使える無料の委任状テンプレート
ワードで使える無料の委任状テンプレートを3つ紹介します。
委任状のフォーマットが指定されていなければ、自分の好みにあったものをダウンロードして使ってみてください。
ワードで使える無料の委任状テンプレート①委任状 ワード1
ワードで使える無料の委任状テンプレート②委任状 ワード2
ワードで使える無料の委任状テンプレート③委任状 ワード3
エクセルで使える無料の委任状テンプレート
エクセルで使える無料の委任状テンプレートも2つ紹介します。
エクセルのほうが編集しやすいという方は、ダウンロードして活用してみてください。
エクセルで使える無料の委任状テンプレート①委任状 エクセル1
エクセルで使える無料の委任状テンプレート②委任状 エクセル2
委任状のテンプレートまとめ
委任状とは、代わりの人に手続きを行ってもらう際に必要な書類のことでした。
役所で住民票や納税証明書を申請するとき、銀行で現金を引き出すときに委任状があれば、本人に代わって各種手続きを行うことができます。
本人しか取得できない書類を取ってきてもらう際は、要点を抑えた委任状をぜひ活用してみてください。
この記事のライター
松田佳祐
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