給与明細はすぐに捨ててはいけない!?保管期間と方法を徹底解説
給与明細はすぐに捨てて良いのか悩んでいませんか?本記事では給与明細の保管方法から、特に気を付けるべきポイントを項目別で解説しました。給与明細は「なくしてからでは遅い」ので、自分の今後の人生のためにも、給与明細の保管と知識について学んでおきましょう。
給与明細は捨てずに取っておく!
給与明細の保管は必ずしておきましょう。
各種書類申請の際に必要になりますし、給与明細の保管を義務化するのが望ましいです。
必要な理由と期間、保管方法
まず、給与明細の保管は義務ではないです。ただ、義務ではないと言え、もう一度会社に申請して受け取ることができますが「期間が1週間」ほどかかりますし、そもそも再発行をお願いしるのは手間ですよね。ですので給与明細の保管は自分の中で義務化しておきましょう。
なぜ給与明細を保管する必要があるの?
給与明細の保管をしないといけないのは「各種申請に必要だから」です。
・確定申告に必要だから
・失業給付金申請に必要だから
給与明細の保管をしないと、受け取れるお金も受け取れなくなる事がありますので、それぞれ理由を深堀して解説しますね。
確定申告に必要だから
確定申告は、基本会社が業務を担当してくれます。
しかし自分自身も「税金を半分払っている状態」ですので、確定申告はやらないしいいか、となってはいけません。
確定申告に必要なので保管しておきましょう。
失業給付金申請
失業=会社を辞めた場合に、雇用保険の加入によって給付金申請できるからです。
給付金申請をする際も「給付金額の確認」に必要なので、給与明細の保管をしっかりと行いましょう。
給与明細の保管期間
「給与明細の保管は何年しないといけないの?」
という疑問を解決します。
何年の答えは「2年前までの保管が望ましい」です。
確定申告などの際に、5年前まで必要になってくるケースもありますので、解説していきますね。
保管は2年
2年前までの保管が望ましい理由として、残業未払は2年前まで可能だからです。
確定申告は5年前まで必要なケースがありますが、基本的に2年前までの保管が望ましいです。
また「住宅ローン」などの申請の際にも、収入の証拠として給与明細が必要になってきます。最高の状態は「何年すべてを保管する」という状態ですが、保管方法が大事になってきますよね。保管方法については記事後半で解説しています。
ですので「何年の保管が必要?」の結論は2年でオーケーです。
給与明細の保管方法
最重要ポイントです。
先ほど「何年の保管が必要?」という話でしたが、2年分の保管をするには管理が大変ですよね。
また個人情報になりますので、より一層重要な保管になってきますし、何年の保管であろうと、保管方法が悪ければ3か月も保管できません。
結論は以下の要点を抑えましょう。
・まとめて保管する
・時系列でわかりやすくまとめる
・別媒体にも残す
順番に解説しますね。
給与明細の保管はまとめてしよう
これは自分の中の「義務」にしても良いかもしれません。
場所の話ですが、必ず一か所にまとめて保管しましょう。
時系列でまとめる
保管期間は2年前までですよね。
ですので「2年前から現在までの期間」として、月ごとにまとめて保管するのが良いでしょう。
できればファイリングするのが望ましいです。
まとめて保存していたとしても、「〇月のはどこだっけ?」と探すのは時間の無駄ですし、まとめていたとしても紛失の恐れも出てきます。
それでは本末転倒なので、時系列でまとめつつ、すぐに確認が取れる状態にしておくのがベストです。
別媒体にも保存する
どれだけ丁寧に保管していようと、万が一の紛失の恐れもありますよね。
そうなっても会社に再申請もできるのですが、期間や必要手順を踏まえると面倒です。
ですので「別媒体」に保存しておくことでリスクヘッジになります。
スマホで写真を撮るのもありですし、逆にスマホに保存しておけば、「紙媒体」の保管が必要なくなるので、ファイルをまとめるなどの手間も省けます。
Webサービスで給与明細を保管してくれるサービスもあるので、紙とスマホの両方で保管するのが望ましいです。
では重要項目なので、一度まとめますね。
【給与明細の保管方法】
・まとめて保管する
・時系列でファイリングする
・別媒体にも残す(スマホでスクショもあり)
給与明細の保管まとめ!
給与明細の保管は義務ではありませんが「2年前まで保管」しつつ、わかりやすくまとめおきましょう。
確定申告にも必要ですし、失業した際の助けにもなります。
ぜひ今日から正しい保管を始めましょう!
この記事のライター
伊藤仁
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