これでアンケート作成もバッチリ!作成するコツやツールをご紹介
プライベートやビジネスなどあらゆる場面で用いられるアンケートですが、皆さんは普段どのようにしてアンケートを作成していますか?本記事では、そんなアンケートを作成する上で必要となる基礎的知識やツールについてご紹介していきます。
アンケート作成方法の3ステップ
アンケート作成方法ステップ①導入文を記載
アンケート作成と聞くと、かなり難しそうな作業を必要とするものと思われる方もいるでしょうが、実はたったの3ステップでアンケートというのは作成できるのです。
その最初のステップとしては、導入となる文をアンケート冒頭に記入します。導入文では、回答者に対して参加してくれることへの感謝の文を簡潔に伝え、相手に対して悪い印象を与えないようしっかりと書き加えましょう。
アンケート作成方法ステップ②アンケートの詳細を明記
アンケートの導入文を書き終えましたら、次にアンケート詳細を簡潔に記載します。具体的には、アンケートに用意されている質問数や回答が全て終えるまでの目安時間、回答方法などを記入します。
目安時間や質問数を記載することで、回答者は回答する時間を事前に設けてくれる可能性が高くなりますし、回答方法を具体的に記入することによって、回答時のミスを最低限に減らすことができます。自分と回答者にとっても良心的なアンケートを作成するためにも、アンケートの冒頭部分は漏れの内容注意して記載しましょう。
アンケート作成方法ステップ③ 質問項目を絞り、用紙に質問を記入
アンケートの作成ステップで最後に行うのが質問文の選定です。アンケートを作成する際、アンケートを実施する目的やそのターゲットを絞り、それに合った質問文を候補としていくつか考えますが、最終ステップではこの候補としてあげた質問文を最低限に減らします。
後ほどアンケートを作成する際のコツとしてご紹介しますが、質問として似たようなものや目的に合っていない質問文があれば、極力質問候補を削り、必要な分だけを用紙に記入しましょう。
抑えておきたい質問形式の種類5つ
抑えておきたい質問形式①チェックボックス
質問文といっても、中には様々な種類があり、それそれが違った用途に用いられるため事前にこの種類について把握しておかなければなりません。まずは、「チェックボックス」という質問形式について触れていきます。
チェックボックスとは、回答数が複数選択できる形式を設けたい場合に有効な形式です。できるだけ多くのデータを幅広く収集したい方はこちらの形式を是非、ご活用ください。
抑えておきたい質問形式②ラジオボタン
先程の「チェックボックス」に対して、こちらの「ラジオボタン」は回答数を1つに絞りたい場合に有効な質問形式となっております。その質問に対する回答をできる限り絞り込んで、明白なデータとして取り上げたい場合に最適です。
抑えておきたい質問形式③マトリックス
こちらの質問形式は少々複雑でありますが、同様の質問に対してあらかじめ設定された選択肢からどれか1つ選ばせるという形式です。例えば、自社のサービスに対して接客や内容といった項目に対して、「非常に悪い」から「非常に良い」までのうちどれかを選択させるような形式は、このマトリックスが適用されたものなのです。
抑えておきたい質問形式④スケール
こちらの形式はほとんどマトリックスと同様ですが、マトリックスのように項目数が複数用意されているわけではなく、スケールは1つの質問文に対して先程のマトリックスの選択肢が設けられているのです。マトリックスとスケールはかなり間違いやすい質問形式ですので注意が必要です。
抑えておきたい質問形式⑤テキストボックス
最後にご紹介する形式は、普段アンケートでよく活用されている「テキストボックス」という形式です。この形式では、顧客の感想を自由に記載させることを目的としているので、顧客のリアルな感想を聞きたい場合に有効な手段です。
アンケートを作成する際のコツ
アンケートを作成する際のコツ①質問文は短めが丁度良い
アンケート作成する際のコツとしてまずご紹介するのが、質問文の長さについてです。質問する内容によって、質問文自体の長さが短くなったり長くなったりとしますが、その質問文の長さが長すぎてしまうと回答者にとっては理解しにくい文となってしまう可能性があります。また、質問文が長くなることで、回答者の中には読むのが面倒だといってでたらめに回答する方も出てきてしまいます。
アンケートのデータをより確かなものにするためには、アンケートを作成する際に回答者の立場になって考え、質問文を極力短くまとめ上げるといった工夫をすると良いでしょう。
アンケートを作成する際のコツ②質問項目で似ているものは除去
さらに、質問項目が必要以上に多い場合にも回答者の回答意欲は著しく低下するほか、アンケートデータの信頼性もかなり低いものとなってしまいます。
そうならないためには、質問項目を極力最低限に減らす必要がありますが、かといってアンケートにおいて必要となる質問文を減らすわけにもいきません。そのため、質問文として類似しているものを抽出し、似ている質問文を1つにまとめる作業を行うことをおすすめします。この作業を行うことによって、質問項目は最低限に抑えることができ、回答者にとって面倒と感じさせないアンケートに仕上げることができるのです。
おすすめ無料アンケート作成Webツール5選
おすすめ無料アンケート作成Webツール①CREATIVE SURVEY
PC操作では、主にドラッグやドロップで簡単にアンケートを作成できるので、PC操作にあまり慣れていないという方におすすめできる作成ツールです。また、簡単な操作にもかかわらず、本格的なアンケートを作成でき、サイト内に用意されたテンプレートを活用することでより効率よくスピーディーに制作できます。なお、こちらはPCだけでなく、モバイル端末でも対応が可能となっております。
おすすめ無料アンケート作成Webツール②formrun
こちらのサイトには20種類以上ものアンケートテンプレートが用意されており、選択したテンプレートに質問文や導入文といったテキストだけを入力するだけでアンケートを作成することができます。なお、こちらは全てのPCに対応しておりますので、モバイル端末ではなくPCでの作成をおすすめします。
おすすめ無料アンケート作成Webツール③Questant
クエスタントは、アンケートサイトとしても有名なマクロミルが作成したアンケート作成ツールです。モバイル端末及びPCで簡単に作成できるほか、オンライン上でアンケートを取ることができ、後にグラフなどでデータを簡単に把握することができます。
おすすめ無料アンケート作成Webツール④Google フォーム
Googleが公式に運営しているアンケートサイトで、外出中でもモバイル端末で編集することができ、オンライン上で得たアンケートデータを自動的に集計し、リアルタイムの回答状況を把握することができます。また、質問形式も1クリックで簡単に埋め込めるので、面倒なHTML編集もする必要が一切なくなります。
おすすめ無料アンケート作成Webツール⑤ミルトーク
こちらのサイトもマクロミルが作成したサイトですが、他のアンケートサイトとは違い、商品やサービスを利用した方のリアルな感想や意見を聞くことができ、PC1つで手軽に情報を収集することが可能です。なお、こちらのサイトにはトークルームというものが用意されているので、より詳しく聞き込みをしたいという方におすすめです。
アンケート作成まとめ
顧客の自社サービスに対する感想やイメージなどを知る手段として多くの企業が行っているアンケートですが、これまでご紹介したアンケートを作成する際のコツやステップを意識しなければ、回答者にとって答えづらいアンケートに仕上がってしまい、その結果アンケートのデータが十分に収集できなかったり、信頼性が低いデータが取れてしまう事態に陥りかねません。
そのため、ただ思いついた質問文を全てでたらめに記入するのではなく、本記事でご紹介したようなコツやステップ及びツールを駆使して作成することをおすすめします。
この記事のライター
鈴木健太
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