相手に喜ばれる!送別メッセージの書き方と例文
人生において、出会いと別れはつきものです。異動や退職、卒業など。みなさんは、送別会などをするときにメッセージカードやアルバムをもらった経験はありませんか?メッセージをもらうと嬉しいですよね。今回は、別れの季節に役立つ送別メッセージの書き方と例文をご紹介します。
目次
送別メッセージは相手に喜んでもらえるように!
送別メッセージは相手に喜んでもらえるように工夫しましょう!
もしも自分が送別メッセージをもらうとしたら、どんなメッセージが嬉しいですか?
自分がもらったら嬉しいという言葉を意識してみましょう。
別れの悲しい気持ちをカードに書くだけではなく、異動や退職をして新天地での活躍を願う一言や、辛いときに見返して元気が出るような言葉などのプラスになるメッセージを書いてみましょう。悲しい気持ちよりもポジティブな言葉をもらったほうが、相手はきっと喜んでくれますよ。
そして、普段は言えなかったかもしれない、相手への感謝の気持ちも最後なのでしっかり伝えておきたいですよね!
上司や後輩・部下、友人などシーン別で喜んでもらえるメッセージを考えていきましょう。
送別メッセージは堅苦しくなく
メッセージは堅苦しくならないように心がけてみましょう!
上司や、目上の人には堅苦しくなりがちですが、あまりに堅苦しいと伝えたいこともしっかりと伝えられない場合もあります。
あまり砕けすぎるのもよくないので、丁寧な言葉を意識しつつ、自分の伝えたいことを飾らないで書くと気持ちが伝わるはずですよ。
後輩・部下や友人には、特に堅苦しくなく自然に書くことができると思います。日頃の感謝の気持ちを書いてみましょう。
送別メッセージで相手に喜んでもらうポイント
送別メッセージで相手に喜んでもらうポイントは4つです。
①ねぎらいの言葉を添える
②これからの活躍を応援する
③感謝の気持ちを具体的に伝える
④これまでの思い出を書く
この4つのポイントを押さえて送別メッセージをカードに書いてみましょう。このポイントを意識すれば、もらった相手はきっと喜んでくれます。
上司、部下・後輩、友人関係なくこのポイントは使えるので覚えておいて損はないですよ!
送別メッセージのポイント①ねぎらいの言葉を添える
まずは、メッセージカードをおくる相手に、ねぎらいの言葉を書いてみましょう。一生懸命頑張ってきた相手に「ありがとう!」や「お疲れ様でした。」という言葉を伝えると、もらった相手は、この職場で頑張ってきてよかった!このメンバーと働くことができてよかった、時間をともにすることができてよかったと思ってくれることでしょう。異動先や退職して新しい職場でも頑張ろうとモチベーションも上がります。メッセージの一番最初にねぎらいの言葉があるのとないのでは印象もだいぶ変わってきます。ぜひねぎらいの言葉から書いてみてくださいね。
送別メッセージのポイント②これからの活躍を応援する
送別メッセージを送る相手は、異動や退職で新天地でこれから活躍していく方が多いと思います。相手のこれからの活躍を願って応援しているよ!という気持ちをメッセージカードに書きましょう。応援メッセージは、頑張るぞ!という気持ちがさらに高まりますよね。
また、異動先や退職をして別の職場に行って、辛いときにアルバムを見返して応援メッセージを見つけたらもう少し頑張ってみようかな、と励まされることもあります。あまりプレッシャーをかけすぎるのもよくないので、ほどほどに書くことがおススメです。
送別メッセージのポイント③感謝の気持ちを具体的に伝える
ありがとうと一言だけではなく、具体的に感謝の気持ちを伝えましょう!具体的な経験をメッセージカードに連ねることで、退職や異動をした相手は、そんなこともあったな、と思い出が蘇ります。書き手が覚えててくれたということも嬉しいですよね。カードをもらった相手は心から喜んでくれることでしょう。
送別メッセージのポイント④これまでの思い出を書く
メッセージカードをおくる相手とのこれまでの思い出を書いてみましょう。仕事で悩んでるときに助けてもらったエピソードや、意見がぶつかり合ったこともあったけどお互いを受け入れることができてそれもいい思い出になった、など二人にとっての人生においてポイントとなるような思い出は思い当たりませんか?
そんなエピソードが書かれたメッセージカードは心に残りますし、カードに書くことによって忘れない宝物になります。
異動や退職をしても心強い味方になってくれますよ。
送別メッセージで使えるフレーズ
送別メッセージで使えるフレーズを2つご紹介します。
①シンプルに気持ちを伝える
②仕事関係の人に伝える
色紙などの書く面積があまりなく、短文で気持ちを伝えなければならないときに便利です。シンプルなフレーズはシーンを問わず部下・後輩、友人などにも使えます。
会社関係のフレーズは上司にも使えるフレーズです。
書く言葉に迷ったら参考にしてみてくださいね。
送別メッセージで使えるフレーズ①シンプルに気持ちを伝える
シンプルに気持ちを伝えるフレーズです。
・今までありがとうございました。
・幸運を祈っています。
・とても寂しくなります。
・私はあなたの味方です!
・応援しています!
・感謝の気持ちでいっぱいです。
・〇〇さんらしく頑張れ!
・今まで楽しかったです。
・本当にお疲れ様でした。
送別メッセージで使えるフレーズ②仕事関係の人に伝える
仕事でお世話になった方に使えるフレーズです。
・一緒に働けて嬉しかったです。
・支えてくれてありがとうございました。
・仕事で助けていただきありがとうございました。
・新天地でも頑張ってください。
・いろいろなことを教えていただきありがとうございました。
・また一緒に働けることを楽しみにしています。
・異動されても頑張ってください。
【シーン別】送別メッセージの例文
異動や退職で渡す送別メッセージは、上司や後輩・部下、友人・仲間によっても書くことが異なってきますよね。
上司にはどんなメッセージがいいの?後輩・部下にはなんて言葉をおくればいいの?友人にはかしこまらなくていいよね?などの疑問を解消するべく、シーン別で送別メッセージの例文をご紹介します。
送別メッセージの例文①上司へのメッセージ
上司や目上の人にメッセージを送る際は、文章が砕けないように丁寧な言葉を使います。上司に支えられたり、助けられたエピソードを添えるといいですね。
【例文①】〇〇さん、今までお世話になりました。
私が悩んでいるとき、的確なアドバイスをしてくださり悩みは解消することができました。仕事に集中できるようになり、本当に感謝しています。
新しい職場でのさらなるご活躍を願っております。
【例文②】〇〇部長、今までお疲れ様でした。いつも私たちのことを気にかけてくださり、親身になって相談に乗っていただきありがとうございました。
新しい職場でも、ご活躍されることを祈っております。お体ご自愛下さい。
【例文③】今まで大変お世話になりました。〇〇さんのような上司になれるように私も頑張ります。本当にありがとうございました。新しい職場でもご活躍されることを願っております
【例文④】○○店長、今まで本当にお世話になりました。ご迷惑をおかけしたこともありますが、○○店長は心から私のことを思って叱ってくれ、○○店長のおかげで成長することができました。時には優しく声もかけてくださり、本当に感謝しております。新天地でもご活躍されることを願っております。
送別メッセージの例文②後輩・部下へのメッセージ
後輩・部下へのメッセージは、今まで頑張ってきたことを褒めてあげたり、後輩・部下が成果を出したエピソードを書いてみましょう。後輩・部下は先輩に褒められると嬉しいですよね。新陳地でもモチベーションが上がるはずですよ。上司ほどかしこまらずに思いを伝えてくださいね。
【例文①】今までお疲れ様でした。〇〇と一緒に仕事ができて楽しかったです。〇〇から学ぶこともたくさんあり、刺激されました。新しい職場でも○○の力を発揮して活躍することを願っています。
【例文②】今まで本当にお疲れ様!〇〇さんは、分からないことはそのままにせず、いつも聞きにきて一生懸命メモを取り、覚えようとしていましたね。その向上心のおかげでここまで成長することができたのだと思います。
新しい職場でも、持ち前の明るさと向上心で○○らしく頑張ってくださいね。
【例文③】○○さん、今までお疲れ様でした。○○さんにも後輩ができ、ここでは先輩としての新たな一面を見ることができ、成長する姿を見ることができました。本当に頑張ってきたなと私も嬉しく思います。入社当時の初心を忘れずに、新天地でも頑張ってください。
【例文④】今までありがとうございました!○○さんはいつも気配りができ、コミュニケーションに長けていて上司からも厚い信頼を得ていましたね。持ち前の長所を生かして新天地でも頑張ってください。遠くからですが応援しています!
送別メッセージの例文③友人・仲間へのメッセージ
友人・仲間へのメッセージは思っていることを気兼ねなくかきましょう!印象に残っている思い出や、面白かったエピソードもいいですね。
【例文①】今までありがとう!○○と一緒に仕事ができて本当に楽しかった!いろいろ相談に乗ってくれて、○○が支えてくれたから仕事を続けることができたよ。新しい環境で最初は大変だと思うけど、悩みがあったらいつでも連絡してね。応援してるよ!
【例文②】今までお疲れ様でした!○○との思い出がたくさんできたよ。いつも笑わせてくれてありがとう!本当に寂しくなるけど、○○らしく、新しい職場でも頑張ってね!
【例文③】今までありがとう。○○はいつも一生懸命で、すごいなと尊敬していました。○○は頑張りすぎちゃうところがあるから、無理しすぎないでね。体に気を付けて、新天地でもファイト!
寄せ書きのアルバムなどを作るもよし!
単なるメッセージカードでは、インパクトに欠けてしまう。そんな時はアルバムを作ってみてはいかがでしょうか?みんなのメッセージをきれいにまとめることができますし、いつでも手に取ってみることができますよね。
さらに、メッセージカードと一緒に、今までの行事で取った写真などを使ってアレンジすると、見ていて楽しいアルバムが出来上がります。もらった相手はとても喜んでくれます。
最近では100円ショップでもフォトアルバムが売っているので、手ごろにオリジナルアルバムを作ることができます。
吹き出しのメッセージカードやシールでデコレーションするのもいいですね。
手作りなので、世界に一つしかない素敵なアルバムをぜひ作ってみてくださいね。
きっとそのアルバムは一生の宝物になりますよ。
送別メッセージの書き方まとめ
いつかは必ず訪れてしまう別れですが、送別メッセージやアルバムをおくることで、受け取った相手は素敵な思い出として残しておくことができます。新天地や新たな環境での支えとなることもあるんです。メッセージは、あまり作りこみすぎず自分の素直な気持ちを伝えることで相手により伝わると思います。
これまでの出来事を振り返り、送る相手への印象深いエピソードからから感謝の気持ちを見つけてみてください。
ぜひ、送別される方がいたらメッセージやアルバムを贈ってあげてくださいね。
この記事のライター
ゆり
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