依頼書をすぐに作成できる！社外・社内向け無料テンプレート5選

ビジネスシーンでもさまざまな場面で活用されている依頼書ですが、そもそもこの書類がどのような意味を持っているのかを皆さんはご存知でしょうか？依頼書とは、その名の通り何かこちらから依頼したい、お願いしたいことがある際に、その旨を紙に綴った書類のことを言います。

このような依頼というのは、対面での依頼がマナーですが、このご時世対面が難しい場合もあり得ますし、このように何か特別な事情で直接お会いして依頼するのが難しい場合にこの依頼書を作成し、社内もしくは社外の依頼先へとこの書類を送ります。

対面でも始めのご挨拶と締めの言葉はマナー的にも必要となりますが、依頼書を作成する場合も挨拶となる導入の文と締めとなる文章両方が必要となります。当然、依頼をする方に向けての書類作成ですので、より丁寧な文が求められます。よって、「拝啓」と「敬具」を使用した改まった文に仕上げることが重要です。

ただ、言い回しがまわりくどく、長々と記載してしまうと依頼書のメインでもある依頼内容が伝わりにくくなってしまうので、極力端的にかつ丁寧な文に仕上げましょう。

続いて、依頼書の作成で必要となるのがメインの項目でもある依頼内容についての記入です。後ほど説明しますが、より具体的な依頼の内容に関しては依頼書の最後に記入します。この項目では、一体依頼される内容がどのようなものかを大雑把に伝えるものですので、具体的なものである必要はありません。

執筆を社内の個人もしくは社外の個人や団体に依頼であれば、この項目では〜のご執筆をご執筆をお願いしたいというように抽象的にまとめると良いでしょう。

さて、導入の文、依頼したい抽象的な内容、締めの文を記入できましたら、最後に依頼したい具体的な内容を記入します。先程の執筆の例ですと、執筆の具体的な内容や執筆を完了させるまでの期日、謝礼等をこの項目で記入します。

この項目が抜けてしまえば、社内の個人や社外の団体がこの書類を目にしたとしても一体何を担えば良いのか、どのようなことをいつまでにすれば良いのかが全く分からなくなってしまうので、より具体的な詳細をここで記入するようにしましょう。

入社をするにあたって必要となる書類の提出をお願いするワード用の依頼書テンプレートです。必要な書類がリスト形式で掲載されており、それぞれの書類に対してセルフチェックできるチェック欄も用意されているので、入社する方が必要な書類を出し忘れるというリスク防止にも繋がります。

新サービス及び新商品に対して意見や指摘をお願いする依頼書テンプレートです。こちらもワードにて編集が可能で、新サービスおよび新商品の名前を「〇〇」に記入し、同封書類として必要な項目が記入されたアンケートを作成すれば完璧な依頼書に仕上がります。

新人研修として、ご講演をお願いする依頼書テンプレートです。このテンプレートでは、「売れるセールストーク」を講演とタイトルとして挙げていますが、おそらく企業ごとに行う講演の内容は異なると思うので、自社の新人研修にあったタイトル名に変更してください。

また、最後の項目では、具体的な依頼内容について記入する項目が設けられているので、情報に不備がないようにより具体的に内容を記入しましょう。

いくつかの商品のメンテナンスを依頼するエクセル用のテンプレートです。アンケートなどの依頼書とは異なり、導入の文などはありませんが、品名や品番を間違いなく記入しなければならないので、誤って別のものを記入しないよう注意してください。

特定の作業を社内の方もしくは外部の方に依頼するエクセル用のテンプレートです。こちらも導入分等の項目は設けられていませんが、作業内容やその他の詳細について詳しく記入しなければなりません。基本的に必要な項目は既に用意されているので、自社でお願いする作業の詳細を記入するだけで仕上がります。

ここまで、依頼したい内容を伝え、お願いをする書類である依頼書の簡単な書き方に加え、実際に作業効率化に繋がるワードおよびエクセル用のテンプレートをご紹介しました。依頼先は社内の個人や社外の個人もしくは団体などさまざまなですが、いずれにせよ記載しなければならない項目は全て記入し、より丁寧な書類に仕上げなければなりません。

また、今回ご紹介したワードおよびエクセル用の依頼書テンプレートを使えば、必要な項目は全て記入されているのでダウンロード後すぐにでもご活用いただけます。