マインドマップとは?書き方と無料で使えるツールをご紹介
頭の中にある散らばった情報を整理し、頭を活性化させるマインドマップ。おそらく子供の頃書き方を教わったという方も多いはず。今回はそんなマインドマップの書き方に加え、無料で利用できるマインドマップツールをご紹介していきます。
マインドマップとは?
マインドマップとは、自分の発想を広げ、脳の働きをより活性化させるノート術のことです。用紙の中心に大まかなキーワードを入れ、そこから連想される言葉や文などを線を引きながら広げていくことで、今まで考えもしなかったようなアイデアなどが生まれるのです。
おそらく子供の頃に一度は経験したことがある方も多いはずですが、現在実際に活用している方はあまり居ないんです。就活時期に企業を探す時や仕事などで新しいアイデアを生み出す時、新たな夢をもう一度探してみる際は是非、活用してみてください。
マインドマップを作成するときに用意するもの
さて、実際にマインドマップを作成する前にいくつか用意しておかなければならないものがあります。
まず、頭の中でマインドマップを作成するわけにもいかないので、マインドマップを描くことができる用紙とペンを用意します。ここで注意して欲しいのが、用紙の種類です。紙質等は特にルールなどはありませんが、余計なイラストが入っていたり、無駄なライン等が入っている用紙はルール上極力使用を控えるようにしてください。というのも、用紙に無駄なイラスト等があれば、アイデアを考える際に邪魔な要因となってしまうので、用紙は無地のものを使用しましょう。
そして、マインドマップで最も重要となる今の夢の内容や解決したい問題の内容といったキーワードも事前に決めておくと良いです。キーワードを先に決めておくことで、余計な時間もかからずスムーズに描くことができるのです。
マインドマップの書き方・手順
マインドマップの書き方・手順①テーマ・キーワードを書く
マインドマップを書き始める際、まず用紙に書き込むのがメインとなるテーマです。例えば、英語の勉強法や自社の売り上げ向上案、夢、就職したい企業の大まかなジャンルです。このメインテーマの時点で具体的すぎると、後から枝を作成する際に考えることが難しくなってきてしまうので、極力抽象的かつ簡潔にまとめると良いでしょう。
なお、子供の頃マインドマップを作成した際、中にはイラストをメインテーマとして埋め込んだという方もいるはず。マインドマップでは絶対的なルール等はありませんが、自分にとってそれが最善と考えられるのであればイラストでも特に問題はありません。
マインドマップの書き方・手順②連想されるキーワードを繋げる
メインテーマを記載することができましたら、次にサブテーマとして4つほど連想させます。先程の「英語の勉強法」であれば、リスニングやライティング、スピーキングなどややメインテーマを掘り下げて記載します。こちらもあまり時間はかけすぎず、自分の考えにあまり縛りをかけずに考えるとスムーズに作成することができます。
また、初心者の方にやわ見られるミスなのですが、中にはサブテーマで掘り下げてしまい、後で苦しむというケースがあります。こちらのサブテーマも具体的すぎていては更に掘り上げるキーワードに達することが困難となってしまうので、具体的すぎない程度で記載すると良いです。
マインドマップの書き方・手順③更に掘り下げて関連のあるキーワードを繋げる
さて、メインテーマ及びサブテーマが決まりましたら、早速キーワードを思いつく限り広げていく作業へと移ります。この際、全体的の見栄えを気にして余白を埋め尽くしてしまう方もいらっしゃいますが、1つのサブキーワードに偏ってしまっても気にせずどんどん掘り下げていきましょう。
ある程度枝が上手く埋められましたら、キーワードごとに関係性のありそうなもの同士で枝を繋ぎ合わせます。こうすることで、何と何が関係があって最終的にどのようなものが重要となってくるのかがハッキリと判断できるようになるのです。
マインドマップの書き方・手順④重要なものを強調
ここまで来ましたら、残すところあとは仕上げの段階のみとなります。今まで掘り下げてきた全てのキーワードの中でどれが重要なものか、どのキーワードが自分の目標であるものと関係性が高いのかを考え、重要なキーワードを太線もしくは色をつけるなどして強調させます。
すぐには探し出せそうもないと考える方もいるはずですが、ここまでしっかりとマインドマップを作成してきていれば、自然と自分にとって重要なキーワードの見分けがつくようになるので、1つ1つの作業を怠らずに作成していくよう十分意識してください。
マインドマップの書き方・手順⑤関係のあるメモやイラストを描く
すべての作業が完了し、ある程度重要なものを自分の中で整理することができたら最終段階に入ります。この段階は必ず行う必要があるというわけではありませんが、これを行うことでマインドマップで整理した情報をより記憶に残しやすくできるので是非、参考程度に抑えておいてください。
その方法は、すばりイラスト及びメモをマインドマップ上に記載することです。例えば、英語勉強法でテキストの購入が重要なキーワードとして挙げられたら、それがなぜ重要なのか、どのようなテキストが必要なのかをメモやイラストなどで示すと記憶に残りやすいです。
これから就活時期に入る方や仕事で新しいアイデアなどを考えなければいけない方、マインドマップ初心者の方は、これらの手順をよく理解したうえで作成に取り組んでください。
無料で使えるマインドマップ作成ツール
マインドマップ作成ツール①Mind master
30種類以上ものテーマや12種類のレイアウトが用意されており、自分で自在にカスタマイズが可能なツールです。利用人数は1400万人とかなりのユーザーが実際に利用している大手作成ツールですので、セキュリティ面や信頼性共に心配なくご利用することができます。
1年契約であれば3900円と比較的安く、さらに9900円お支払いすることで無期限でこちらのツールを使用することができます。豊富なデザインを用いて自在にカスタマイズしたいという方は是非、こちらのツールを購入してみてください。
マインドマップ作成ツール②Mind Meister
こちらのツールでは、自分でマインドマップを作成できるだけでなく、作成したマインドマップをオンラインにて共有することができる共有機能まで搭載されております。そのため、自分ひとりの考えだけでなく、他の人の考えを参考にマインドマップを作成することができるのです。
ベーシックプランであれば、マインドマップ3枚分までは無料で作成できますが、それ以上作りたいという方は月額915円の通常プランをおすすめします。
マインドマップ作成ツール③Cacoo
Mind Meister同様にオンラインでの共有機能が搭載されており、多種多様なテンプレートやデザインが用意され、初心者の方でも簡単にマインドマップを作成することができるツールです。
基本的には月額600円で利用できますが、いきなり有料プランを利用するのは不安だという方のために14日間の無料トライアルが設けられているので、初めてマインドマップを作成するという初心者の方や有料プランに加入するかどうか迷っているという方は是非、無料トライアルからお試しください。
マインドマップの書き方まとめ
いかがでしたか?子供の頃に経験したことがあるとはいえ、ルール全てを覚えているという方はまず居ないでしょう。マインドマップは就活にも仕事にも、夢を広げる際にも活用できます。また、マインドマップ初心者の方でも、ルールに沿って広げていけばすぐにアイデアも広がっていきます。
学生もしくは社会人と立派な大人になり、社会のしがらみにしばられる環境下にいるからこそ、夢が大きかった子供の頃に戻り、そんなマインドマップで就活や仕事の場で斬新かつユニークなアイデアを見つけてみませんか?
この記事のライター
鈴木健太
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