よく使うけれど意外に知られていない!?名刺の大きさや規格
ビジネスマンにとって名刺を渡すことは、挨拶の一つ。 その名刺の大きさって実は様々です。あなたの持っている名刺の大きさはどのくらいのものかご存じですか? そこで今回は、名刺のはどのような大きさがあり、規格が決められているのか、ご紹介していきたいと思います!
名刺のサイズには規格があるの?
JIS規格というようなものは実はなく、一般的に使われているものを規格化しています。
一般艇なサイズは、普通4号と呼ばれるもので91mm×55mmのサイズです。
このサイズは、東京では4号、大阪では8号と呼ばれています。
転勤なので、名刺を新しく作る際は、気をつけてください!
この91mm×55mmが多い理由は、色々な説がありますが、ここでは一つ紹介します。
91mmは昔の日本の採寸方法であった寸で換算すると、3寸にあたります。
この大きさに対するバランスを取ると55mmということでこの大きさになったといわれています。
名刺のサイズは何種類あるの?
上にも紹介した通り、一般的なものは91mm×55mmの普通4号です。
これ以外にも、サイズは多くありまして、ここでは8種類紹介します。
これだけ多くの種類があると、色々な自分の好みの名刺が作ることができそうですね!
サイズが、大きいからだめだとか、小さいからダメだということは一切ありません。
ですが、規格外の名刺を印刷することは、手間や費用が掛かるのでそこは注意してください。
小型1号
小型1号は、48mm×28mmのサイズです。
すごく小さいですね。
女性用の名刺として使われています。
小型2号
小型2号は、55mm×30mmの大きさです。
横長の名刺になります。
女性用の名刺として使われています。
小型3号
小型3号のサイズは、60mm×33mmです。
女性用の名刺として使われています。
角を丸くする、角丸にして雰囲気をやわらかくするものも人気です。
小型4号
小型4号のサイズは、70mm×39mmです。
女性用の名刺として使われています。
角丸にさらに金色の縁を施すものも人気です。
普通3号
普通3号のサイズは、87mm×49mmです。
こちらも女性用の名刺として使用されています。
柔らかい雰囲気にするために和風名刺にすることも人気です。
普通4号
サイズは、上述した通りですが、91mm×55mmです。
日本で最も多く使われている名刺です。
普通5号
普通5号のサイズは、100mm×61mmです。
大型名刺で、名前を印象強くアピールできます。
役職のある方々や議員、住職の方などによく使われています。
また、大型ということもあり企業名や店舗名も入れることで情報を入れ込むこともできます。
名刺は、規格サイズがいい理由とは?
こんなに種類があって、ではどの種類のサイズがいいのかということになりますよね?
おすすめしたいのは、やはり規格サイズの91mm×55mmです。
大きいものをもらっても名刺ホルダーに入らないということになりかねません。
よほど大事な取引先等々の方の名刺以外は、もしかしたら整理できないし、もう捨ててしまえという風になるかもしれません。
自分の名刺ホルダーにも入らないという可能性もあります。
また、規格外の名刺を印刷・デザインするには、規格の名刺よりも確実にコストがかかります。
デザインの幅は広がりますが、様々な弊害もあります。
エクセルで名刺を作るときは、ピクセルサイズに気を付ける!
パソコンをお持ちの方なら、ほとんどの方がお持ちのソフトであるエクセル。
マイクロソフト社から販売されている表計算ソフトです。
エクセルといえば、家計簿の作成や1日のスケジュール管理などができますが、名刺を作ることもできます。
そこで気を付けないといけないのがピクセルサイズです。
そもそもピクセルって?
ピクセルとは、デジタル画像の最小単位のことを指します。
デジタル画像を拡大していくと、一つ一つの点で構成しています。
その一つ一つの点は、ドットと言われていて、そのドットの色を加えるとピクセルになります。
よくカメラの性能を表現するために画素という言葉が使われていますが、この画素がピクセルを指します。
つまりピクセルがたくさん集まれば高性能の画像になりますが、ファイルのサイズも大きくなります。
ピクセルと解像度の関係は?
ピクセルというのは、単位ですので、名刺サイズをを調べると色々なサイズがでてきます。
1254×758ピクセルなどといったものです。
このような数字が出てくるのは、「解像度(dpi)」という概念があるためなんです。
解像度とは?
ピクセルを物理的な長さで表現したいときにかかわってくるのが解像度(dpi)です。
1インチにどれだけのピクセルが含まれているかを表す単位です。
解像度の数値が大きいとピクセルがたくさん含まれていることにより、より細かなものになります。
ピクセルで作成した名刺データを印刷会社で依頼する際の条件は?
印刷会社で印刷する際は、解像度が350dpi必要です。
というのも名刺の規格サイズの91mm×55mmをピクセル表示すると1254×758ピクセルが必要です。
そのデータを印刷会社の送って依頼するという形になります。
エクセルで作成した名刺を家庭用プリンタで出力する方法は?
エクセルで名刺を作成し、家庭用プリンタで出力する際に注意したいことは、解像度とピクセルサイズです。
解像度は96dpiで345×209ピクセルが必要になります。
ですが、ピクセルを実生活で使うcmやmmに変換する際は計算が複雑で、サイズが変わってしまったりしますので、エクセルの設定で単位を「mm」に設定することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は名刺のサイズに焦点を当ててお話してきました。
少しでも参考になれば幸いです!
この記事のライター
cocosuke
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